特許
J-GLOBAL ID:200903006921215405

抄紙用フェルト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山口 和 ,  中嶋 重光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-187334
公開番号(公開出願番号):特開2006-009188
出願日: 2004年06月25日
公開日(公表日): 2006年01月12日
要約:
【課題】 高速の抄紙機械運転をしても潰れにくく、使用開始後、速やかな抄紙安定性があり、耐久性に富み、しかも表面平滑性の良い抄紙用フェルトの提供。【解決手段】 基体の湿紙側に最上層である第1層、最上層に接する第2層、第2層に接する第3層の少なくとも3層構造の短繊維から成るバット繊維層を設け、各バット層のバット繊維の平均短繊維繊度が、第1層は0.5〜6dtex、好ましくは1〜3dtex、第2層は1.5〜15dtex、好ましくは3〜10dtexで第1層よりも粗く、第3層は6〜30dtex、好ましくは10〜15dtexで第2層よりも粗い繊維である抄紙用フェルト。バット繊維がポリアミド繊維である場合、その硫酸溶液粘度(O.25g/50m1,JIS一級95%硫酸)の25°Cにおける絶対粘度が、第1層のバット繊維は、60〜70mPa・S、第2層及び第3層のバット繊維は80mPa・S以上であることが好ましい。また第2〜3層のバット繊維は相互に交絡しつつ基体に対して貫通しているが、第1層のバット繊維は第2層及び第3層に交絡しつつ基体に対して貫通していない状態であることが好ましい。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
基体の湿紙側に最上層である第1層、最上層に接する第2層、第2層に接する第3層の少なくとも3層構造の短繊維から成るバット繊維層を設け、各バット繊維層に含まれるバット繊維の平均短繊維繊度が、第1層は0.5〜6dtex、第2層は1.5〜15dtexで第1層よりも粗く、第3層は6〜30dtexで第2層よりも粗い繊維であることを特徴とする抄紙用フェルト。
IPC (1件):
D21F 7/08
FI (1件):
D21F7/08 Z
Fターム (5件):
4L055CE38 ,  4L055EA16 ,  4L055EA25 ,  4L055FA14 ,  4L055FA30
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 特開昭50-43204
  • 製紙用プレスフエルトおよびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-293941   出願人:日本製紙株式会社, 日本フエルト株式会社
  • 紙すき機クロジング
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-358096   出願人:オールバニーインターナショナルコーポレイション
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審査官引用 (5件)
  • 製紙用プレスフエルトおよびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-293941   出願人:日本製紙株式会社, 日本フエルト株式会社
  • 抄紙機用クロス
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2002-536136   出願人:フォイトファブリクスハイデンハイムゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツングウントコムパニーコマンディトゲゼルシャフト
  • 抄紙用フェルト
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-080985   出願人:市川毛織株式会社
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