特許
J-GLOBAL ID:200903007094412765
変電所の事故区画検出装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-316884
公開番号(公開出願番号):特開平10-145962
出願日: 1996年11月14日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 変電所内部で事故が発生した場合でも、事故区画を検出できる事故区画検出装置を提供する。【解決手段】 無線CT31a〜31f,32a〜32fに流れる電流を検出するCT部71、電流の大きさを規定電流値と比較演算する比較演算部76、対地電圧を検出する電圧検出部72、その電流・電圧波形をデジタル変換するA/D変換部74、電流・電圧波形と比較演算結果を一定の時間記憶する記憶部75、電圧・電流の位相角差を演算する位相角演算部77、情報を送受信する充電部側受信部78および充電部側送信部79を設ける。地上局41a〜41f,42a〜42fには、充電部情報を送受信する地上側送信部45と、地上側受信部46とを設ける。判定部51には、充電部情報を地上局を介して送受信する制御部55と、その情報を基に事故検出を行う事故区画判定部56を設ける。
請求項(抜粋):
複数の母線に、複数の電源線路、複数のバンク線路および複数の負荷線路を接続し、これらの電源線路、バンク線路および負荷線路には、各々遮断器およびこの遮断器に流れる電流を検出するCTを設けるとともに、これらの電源線路、バンク線路および負荷線路と上記母線との間に、母線断路器を設け、上記遮断器、上記CTおよび上記母線を保護する母線保護継電器を設けた変電所において、上記母線断路器と上記母線との間の分岐母線部に、無線CTをそれぞれ設け、これらの無線CTと対応した地上局を地上にそれぞれ設けるとともに、これらの地上局に接続された判定部を設け、上記無線CTには、上記分岐母線部に流れる電流を検出するCT部と、上記分岐母線部の対地電圧を検出する電圧検出部と、上記CT部で検出された電流波形および上記電圧検出部で検出された電圧波形をデジタル変換するA/D変換部と、このA/D変換部でデジタル変換された電流の大きさと予め設定された電流値大きさとを比較演算する比較演算部と、上記A/D変換部でデジタル変換した電流電圧情報と上記比較演算部で比較演算した電流比較演算情報とを一定の時間記憶する記憶部と、この記憶部で記憶された電圧情報と電流情報との位相角差を演算する位相角演算部と、上記地上局からの電波による指令を受信する充電部側受信部と、上記位相角演算部の位相角情報および上記電流比較演算情報を電波送信する充電部側送信部とを設け、上記地上局には、上記判定部からの指令により、上記無線CTの充電部側受信部へ指令を電波にて送信する地上側送信部と、上記充電部側送信部から送信される情報を受信する地上側受信部とを設け、上記判定部には、上記母線保護継電器からの母線事故検出による動作信号を取り込み、変電所母線事故時に上記地上局を介して上記無線CTに指令を出力するとともに、上記無線CTの演算結果である上記位相角情報および上記電流比較演算情報を上記地上局を介して受信する制御部と、上記母線保護継電器の動作時に上記位相角情報および上記電流比較演算情報から、方向比較方式によって事故電流の方向を判定して事故区画の検出を行う事故区画判定部とを設けた、ことを特徴とする変電所の事故区画検出装置。
IPC (5件):
H02H 7/22
, H02H 3/28
, H02H 3/38
, H02H 7/26
, H02J 13/00 311
FI (5件):
H02H 7/22 A
, H02H 3/28 R
, H02H 3/38 D
, H02H 7/26 F
, H02J 13/00 311 K
引用特許:
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