特許
J-GLOBAL ID:200903007126606672

音声合成装置および記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田下 明人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-350154
公開番号(公開出願番号):特開2000-172287
出願日: 1998年12月09日
公開日(公表日): 2000年06月23日
要約:
【要約】【課題】 VCVと形態素とを合成する場合、VCVと形態素との間が途切れず自然に聞こえる音声合成装置を実現する。【解決手段】 形態素データベース13dに記憶された「bango:」は、最初の音節「ba」の母音「a」の母音定常部から開始し、最後の音節「go:」の母音定常部「o:」で終了し、先頭および後尾には無音Qが存在しない。したがって、VCVデータベース13cに記憶されたVCV「denwaba」に形態素「bango」を合成すると、「denwabango:」となり、合成部に無音Qが存在しないため、自然な合成音声を出力できる。
請求項(抜粋):
言語としての意味合いを有する所定数の音節に基づいて作成されており、かつ、最初の音節の母音定常部から開始し、最後の音節の母音定常部で終了する第1の合成単位が記憶された第1の記憶手段と、母音定常部から開始し、子音を経て母音定常部で終了する第2の合成単位が記憶された第2の記憶手段と、文字列を入力する文字列入力手段と、この文字列入力手段によって入力された文字列の中に、前記第1の記憶手段に記憶された第1の合成単位および第2の記憶手段に記憶された第2の合成単位のいずれが存在するか否かを判定する判定手段と、この判定手段によって前記文字列入力手段によって入力された文字列の中に前記第1の記憶手段に記憶された第1の合成単位に対応する文字列が存在すると判定された場合には、その文字列に対応する第1の合成単位を前記第1の記憶手段から読出し、前記第2の記憶手段に記憶された第2の合成単位に対応する文字列が存在すると判定された場合には、その文字列に対応する第2の合成単位を前記第2の記憶手段から読出し、それら読出した合成単位を合成する合成手段と、この合成手段によって合成された合成音声を出力する出力手段と、が備えられたことを特徴とする音声合成装置。
IPC (2件):
G10L 13/06 ,  G10L 13/08
FI (3件):
G10L 5/04 C ,  G10L 5/04 F ,  G10L 3/00 H
Fターム (1件):
5D045AA07
引用特許:
審査官引用 (2件)

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