特許
J-GLOBAL ID:200903007128810838

遊星歯車装置の潤滑構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 秀隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-023413
公開番号(公開出願番号):特開2000-220730
出願日: 1999年02月01日
公開日(公表日): 2000年08月08日
要約:
【要約】【課題】簡単な構成で、ショートピニオンと第2サンギヤとの噛合部に十分な潤滑油を供給すること。【解決手段】遊星歯車装置4の互いに噛み合うロングピニオン4dとショートピニオン4eをそれぞれピニオンシャフト10,12を介してキャリヤ4cで回転自在に支持し、ロングピニオン4dとショートピニオン4eをそれぞれ大径な第1サンギヤ4aと小径な第2サンギヤ4bとに噛み合わせるとともに、ロングピニオン4dをリングギヤ4fに噛み合わせる。センターシャフト3に軸心穴3aを設け、この軸心穴3aから第2サンギヤ4bとキャリヤ4cとの間に潤滑油を導く半径方向の潤滑穴3bを設ける。ピニオン4d,4eの側面とキャリヤ4cの側面との間に配置されるスラストワッシャ30の内径部に、第2サンギヤ4bの外周面近傍まで延びる延長部30cを形成し、延長部30cのうちショートピニオン4eと第2サンギヤ4bとの噛合部に対応する箇所に油流出用の切欠部30dを形成した。
請求項(抜粋):
互いに噛み合うロングピニオンとショートピニオンをそれぞれピニオンシャフトを介してキャリヤで回転自在に支持し、ロングピニオンとショートピニオンをそれぞれ大径な第1サンギヤと小径な第2サンギヤとに噛み合わせるとともに、ロングピニオンをリングギヤに噛み合わせた遊星歯車装置において、第2サンギヤを回転自在に支持するセンターシャフトに軸心穴を設け、この軸心穴から第2サンギヤとキャリヤとの間に潤滑油を導く半径方向の潤滑穴を設ける一方、ロングピニオンおよびショートピニオンの側面とキャリヤの側面との間に、上記ピニオンシャフトの一端部が嵌合する2個の嵌合穴を有するスラストワッシャを配置し、上記スラストワッシャの内径部に第2サンギヤの外周面近傍まで延びる延長部を形成するとともに、上記延長部のうち、ショートピニオンと第2サンギヤとの噛合部に対応する箇所に油流出用の切欠部を形成したことを特徴とする遊星歯車装置の潤滑構造。
IPC (2件):
F16H 57/04 ,  F16H 3/62
FI (2件):
F16H 57/04 D ,  F16H 3/62 A
Fターム (29件):
3J028EA12 ,  3J028EB35 ,  3J028EB37 ,  3J028EB54 ,  3J028FA53 ,  3J028FB06 ,  3J028FC17 ,  3J028FC20 ,  3J028FC23 ,  3J028FC63 ,  3J028FD08 ,  3J028FD30 ,  3J028GA01 ,  3J063AA01 ,  3J063AB12 ,  3J063AC04 ,  3J063BA11 ,  3J063CA01 ,  3J063CB03 ,  3J063CB04 ,  3J063CB05 ,  3J063XD03 ,  3J063XD17 ,  3J063XD32 ,  3J063XD43 ,  3J063XD62 ,  3J063XD72 ,  3J063XD73 ,  3J063XE15
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 遊星歯車装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-210499   出願人:ダイハツ工業株式会社
  • 車両用変速装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-328866   出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
  • 遊星歯車装置及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-169896   出願人:ジャトコ株式会社

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