特許
J-GLOBAL ID:200903007243022045

流体封入式能動型防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-051774
公開番号(公開出願番号):特開平11-247919
出願日: 1998年03月04日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 駆動手段で可振体を加振することにより、流体室の内圧変化を生ぜしめて加振力を発生する流体封入式能動型防振装置において、駆動手段をパルス状の制御用電気信号で加振制御するに際し、発生加振力における高調波成分を抑えること。【解決手段】 可振体48と、該可振体48を弾性支持せしめる弾性支持部材50を含んで一つの振動系を構成し、かかる振動系の固有振動数:faを、防振すべき主たる振動の周波数:Fに対して、(1/√2)F<f<2Fとなるようにチューニングした。
請求項(抜粋):
防振対象部材からの振動入力によって弾性変形せしめられる本体ゴム弾性体で壁部の一部が構成されて、非圧縮性流体が封入された流体室が形成されていると共に、該流体室の壁部の他の一部が、弾性支持部材によって変位乃至は変形可能に弾性支持された可振体で構成されており、該可振体に加振力を及ぼす駆動手段を、前記防振対象部材における防振すべき振動に対応した制御用電気信号を給電する制御手段で作動制御せしめて、該可振体を加振することにより前記流体室の圧力を制御し、前記防振対象部材の振動を能動的に低減する流体封入式能動型防振装置において、前記制御手段により、前記防振対象部材における防振すべき振動の周波数に対応した周波数のパルス状の制御用電気信号を、前記駆動手段に給電せしめる一方、前記弾性支持部材によって弾性支持された前記可振体の固有振動数:faを、該防振対象部材における防振すべき主たる振動の周波数:Fに対して、(1/√2)F<fa<2Fとなるように設定したことを特徴とする流体封入式能動型防振装置。
IPC (3件):
F16F 13/26 ,  B60K 5/12 ,  F16F 15/02
FI (3件):
F16F 13/00 630 C ,  B60K 5/12 F ,  F16F 15/02 B
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る