特許
J-GLOBAL ID:200903037518300489

流体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-032645
公開番号(公開出願番号):特開平8-226488
出願日: 1995年02月21日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【目的】 加振板の駆動時における高調波成分の発生を抑えて、防振性能を向上すること。【構成】 流体室50の壁部の一部を構成する加振板44を第二の取付部材12に対して弾性支持部材46を介して弾性支持せしめると共に、該加振板44を変位方向に案内する案内手段70,72を設けた流体封入式防振装置において、加振板44および第二の取付部材12の何れか一方の側にソレノイドコイル60を取り付けると共に、該ソレノイドコイル60の内周側及び/又は外周側に挿入配置されたヨーク部材66を加振板44および第二の取付部材12の何れか他方の側に取り付けることにより、ソレノイドコイル60への通電による磁気吸引力と弾性支持部材46の弾性力とによって加振板44に加振力を及ぼすようにする一方、該加振板44を含む可動部分74の共振周波数を防振を目的とする振動周波数域に設定した。
請求項(抜粋):
互いに所定距離を隔てて配された第一の取付部材と第二の取付部材をゴム弾性体にて連結すると共に、該ゴム弾性体によって壁部の一部が構成されて内部に非圧縮性流体が封入された流体室を形成する一方、前記第二の取付部材により弾性支持部材を介して変位可能に支持された加振板によって、前記流体室の壁部の別の一部を構成すると共に、該加振板の背後に電磁石を配設せしめて、該電磁石による吸引力と前記弾性支持部材による弾性力を前記加振板に及ぼすことにより該加振板を加振駆動するようにし、更にかかる加振板を変位方向に案内する案内手段を設けた流体封入式防振装置において、前記加振板および前記第二の取付部材の何れか一方の側にソレノイドコイルを取り付けて、該ソレノイドコイルの軸方向を該加振板の変位方向と略平行に配すると共に、該ソレノイドコイルの内周側及び/又は外周側に所定深さで挿入配置されて該ソレノイドコイルへの通電時に吸引力が及ぼされるヨーク部材を、前記加振板および前記第二の取付部材の何れか他方の側に取り付けることにより、前記電磁石を構成する一方、前記加振板を含む可動部分の共振周波数を、防振を目的とする振動周波数域に設定したことを特徴とする流体封入式防振装置。
IPC (2件):
F16F 13/26 ,  B60K 5/12
FI (2件):
F16F 13/00 C ,  B60K 5/12 F
引用特許:
審査官引用 (5件)
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