特許
J-GLOBAL ID:200903007294047999

排熱回収ボイラ煤塵捕獲装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 松永 孝義 ,  飯塚 向日子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-071256
公開番号(公開出願番号):特開2006-250493
出願日: 2005年03月14日
公開日(公表日): 2006年09月21日
要約:
【課題】 煤塵を高効率で捕獲して大気中に放出させない排熱回収ボイラを提供すること。【解決手段】過熱器3と節炭器4と排煙脱硝装置6を配置した煙道2の最下流側に設けられた温度計14により計測される煙道内の温度が低下して水蒸気露点温度以下にならないように、余裕代または場所による温度偏差を見込んで、例えば水蒸気露点温度に10°Cを加えた設定温度になった時点で外部からの蒸気を配管15を通して上流側の過熱器3に導入し、過熱器3を発熱源として過熱器3の回りのガス温度を上昇させ、下流側の煙突8へ向けての緩やかなガス流れに乗せて徐々に最下流側まで雰囲気温度を上昇させる。ガス側の温度が上昇すれば、ガスと接している伝熱器の外表面のメタル温度や伝熱器に付着している硫安や酸性硫安の温度も上昇し、常時乾燥状態を維持しておくことができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ガスタービンからの排ガスを導入する入口ダクトと、ガスタービンからの排ガスの導入を遮断する入口ダンパと、前記入口ダクトに連接した煙道内部に脱硝装置と、煙道内部に設けた伝熱器として前記脱硝装置の上流側に過熱器と、下流側に節炭器とを設け、前記伝熱器により熱吸収された排ガスを排気するために前記煙道の最後部に連接して設けた出口ダクトと、該出口ダクトに連接した煙突と、該煙道からの排ガスの排気口の上流側に排ガスの排気を遮断する出口ダンパとを設けた排熱回収ボイラにおいて、 前記脱硝装置の下流側の煙道内の雰囲気温度を計測する温度計を設け、 前記入口ダンパおよび出口ダンパを全閉する排熱回収ボイラの運転停止時に、前記温度計で計測した計測値が所定の温度まで低下したときに、外部から高温の蒸気を前記過熱器に供給して煙道内の雰囲気温度を上昇させるための蒸気配管系統を設ける ことを特徴とする排熱回収ボイラ。
IPC (2件):
F22B 1/18 ,  F22B 37/00
FI (3件):
F22B1/18 C ,  F22B1/18 M ,  F22B37/00 A
Fターム (12件):
3K070DA02 ,  3K070DA07 ,  3K070DA09 ,  3K070DA22 ,  3K070DA49 ,  3K070DA52 ,  3K070DA58 ,  3K070DA66 ,  3L021BA03 ,  3L021CA01 ,  3L021CA10 ,  3L021DA38
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 排ガスボイラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-015333   出願人:三菱重工業株式会社
  • 排熱ボイラの腐食防止方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-091265   出願人:日立造船株式会社
審査官引用 (3件)

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