特許
J-GLOBAL ID:200903007302591997

微小駆動装置及び微小駆動装置を用いた情報記憶装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 敬之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-026724
公開番号(公開出願番号):特開2000-224876
出願日: 1999年02月03日
公開日(公表日): 2000年08月11日
要約:
【要約】【課題】 微小位置決め機構の位置決め精度向上を可能とする装置を提供する。【解決手段】 微小駆動装置は、少なくとも一つの記録、再生、または、記録再生ヘッド3を備え、回転中心穴を設けたヘッドアーム4と、ヘッドアーム4の回転中心穴に通した回転中心軸6、それから、ヘッドアームに接し、屈曲と伸縮振動により楕円運動をする圧電振動子5と、その節を支持した支持部材7と、支持部材7を案内支持する案内部材9と支持部材7に圧力を与える加圧ばね8からなる。圧電振動子への入力信号を切り替えることにより、圧電振動子の楕円運動の回転方向を正逆転し、ヘッドアーム回転中心穴を中心にヘッドアームを揺動するとともに、ヘッドが揺動され、記憶情報媒体1の所定の位置の記録された情報を読み、また、所定の位置に記録する。加圧ばね8は、圧電振動子とヘッドアームに、駆動における最適な加圧力を与えるだけでなく、回転軸6とヘッドアーム回転案内穴とに生じる微小な隙間をなくし、ヘッドアームの運動を均一化する。
請求項(抜粋):
少なくとも一つの、記録、再生、または、記録再生ヘッドを有し、回転支持部を中心に揺動可能なヘッドアームと、同極性に分極した第1の分極領域と、前記第1の分極領域とは逆極性に分極した第2の分極領域を対角に配列し、各分極領域に同位相の駆動信号を入力し、屈曲振動を生じる第1の圧電振動子と、前記第1の分極領域と同極性に分極した分極領域を単数配置し、駆動信号を入力し、伸縮運動を生じる第2の圧電振動子を備え、前記ヘッドアームに、前記第1及び第2の圧電振動子を加圧接触させ、前記ヘッドアームを微駆動させることを特徴とする微小駆動装置。【請求項2】 少なくとも一つの、記録、再生、または、記録再生ヘッドを有し、回転支持部を中心に揺動可能なヘッドアームと、同極性に分極した第1の分極領域と、前記第1の分極領域とは逆極性に分極した第2の分極領域を対角に配列し、各分極領域に同位相の駆動信号を入力し、屈曲振動を生じる第1の圧電振動子と、前記第1の分極領域と同極性に分極した分極領域を単数配置し、駆動信号を入力し、伸縮運動を生じる第2の圧電振動子を積層し、屈曲運動と伸縮運動により楕円運動をする圧電振動体とを備え、前記ヘッドアームに、前記圧電振動体を加圧接触させ、前記ヘッドアームを微駆動させることを特徴とする微小駆動装置。【請求項3】 少なくとも一つの、記録、再生、または、記録再生ヘッドを有し、回転支持部を中心に揺動可能なヘッドアームと、同極性に分極した第1の分極領域と、前記第1の分極領域とは逆極性に分極した第2の分極領域を交互に複数配列し、各分極領域に同位相の駆動信号を入力し、屈曲振動を生じる第1の圧電振動子と、前記第1の分極領域と同極性に分極した分極領域を単数配置し、駆動信号を入力し、伸縮運動を生じる第2の圧電振動子を備え、前記ヘッドアームに、前記第1及び第2の圧電振動子を加圧接触させ、前記ヘッドアームを微駆動させることを特徴とする微小駆動装置。【請求項4】 少なくとも一つの、記録、再生、または、記録再生ヘッドを有し、回転支持部を中心に揺動可能なヘッドアームと、同極性に分極した第1の分極領域と、前記第1の分極領域とは、逆極性に分極した第2の分極領域を交互に複数配列し、各分極領域に同位相の駆動信号を入力し、屈曲振動を生じる第1の圧電振動子と、前記第1の分極領域と同極性に分極した分極領域を単数配置し、駆動信号を入力し、伸縮運動を生じる第2の圧電振動子を積層し、屈曲運動と伸縮運動により楕円運動をする圧電振動体とを備え、前記ヘッドアームに、前記圧電振動体を加圧接触させ、前記ヘッドアームを微駆動させることを特徴とする微小駆動装置。【請求項5】 少なくとも一つの、記録、再生、または、記録再生ヘッドを有したヘッドアームと、前記ヘッドアームとは別に設けられた前記ヘッドアームの揺動の回転中心となる回転中心軸と、同極性に分極した第1の分極領域と、前記第1の分極領域とは逆極性に分極した第2の分極領域を対角に配列し、各分極領域に同位相の駆動信号を入力し、屈曲振動を生じる第1の圧電振動子と、前記第1の分極領域と同極性に分極した分極領域を単数配置し、駆動信号を入力し、伸縮運動を生じる第2の圧電振動子を備え、前記回転中心軸に、前記第1及び第2の圧電振動子を加圧接触させ、圧電振動子の支持部材と一体化した前記ヘッドアームを微駆動させることを特徴とする微小駆動装置。【請求項6】 少なくとも一つの、記録、再生、または、記録再生ヘッドを有したヘッドアームと、前記ヘッドアームとは別に設けられた前記ヘッドアームの揺動の回転中心となる回転中心軸と、同極性に分極した第1の分極領域と、前記第1の分極領域とは逆極性に分極した第2の分極領域を対角に配列し、各分極領域に同位相の駆動信号を入力し、屈曲振動を生じる第1の圧電振動子と、前記第1の分極領域と同極性に分極した分極領域を、単数配置し、駆動信号を入力し、伸縮運動を生じる第2の圧電振動子を積層し、屈曲運動と伸縮運動により楕円運動をする圧電振動体とを備え、前記回転中心軸に、前記圧電振動体を加圧接触させ、前記圧電振動体の支持部材と一体化した前記ヘッドアームを微駆動させることを特徴とする微小駆動装置。【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の微小駆動装置を有することを特徴とする情報記憶装置。
IPC (2件):
H02N 2/00 ,  G11B 21/02 601
FI (2件):
H02N 2/00 C ,  G11B 21/02 601 G
Fターム (37件):
5D068AA01 ,  5D068BB01 ,  5D068CC11 ,  5D068EE05 ,  5D068EE17 ,  5D068GG24 ,  5H680AA00 ,  5H680AA01 ,  5H680AA08 ,  5H680BB01 ,  5H680BB13 ,  5H680BB15 ,  5H680BB20 ,  5H680BC00 ,  5H680BC10 ,  5H680CC02 ,  5H680DD01 ,  5H680DD15 ,  5H680DD23 ,  5H680DD27 ,  5H680DD39 ,  5H680DD53 ,  5H680DD59 ,  5H680DD73 ,  5H680DD74 ,  5H680DD82 ,  5H680DD88 ,  5H680DD92 ,  5H680DD95 ,  5H680EE10 ,  5H680EE11 ,  5H680EE20 ,  5H680FF08 ,  5H680FF33 ,  5H680FF36 ,  5H680GG02 ,  5H680GG19
引用特許:
審査官引用 (3件)

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