特許
J-GLOBAL ID:200903007315026784

耐食鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-163587
公開番号(公開出願番号):特開平11-350087
出願日: 1998年06月11日
公開日(公表日): 1999年12月21日
要約:
【要約】【課題】 自動車等の内燃機関の排気系統といった高温湿潤腐食環境、結露腐食環境をはじめとして、大気、水道水、土壌、コンクリート、海水、飲料水等の種々の腐食環境において優れた耐食性を有する耐食性鋼を低コストで提供する。【解決手段】 Si:0.01〜3.0 %、Mn:0.01〜3.0 %、Cr:0.1 〜9.9 %、Al:0.1 〜10%を含有し、Cを0.02%以下、Pを0.03%以下、Sを0.01%以下、Nを0.02%以下、望ましくはC+Nを0.03%以下に低減し、あるいは更にCu,Mo,Sb,Ni,W、希土類元素、Caの1種以上を含有し、Nb,V,Ti,Zr,Ta,Hfを単独含有量で0.01〜1.0 %で合計量が限定式を満足するように含有し、残部Feおよび不可避不純物からなる鋼を基材とし、その表面に、基材よりも電位が卑なる金属を0.05〜500 μm厚さに被覆した耐食鋼において、該被覆層の金属が、重量%で、MgおよびInのうち少なくとも1種を単独含有量で0.05〜10%含有する。
請求項(抜粋):
重量%で、Si:0.01〜3.0%、Mn:0.01〜3.0%、Cr:0.1〜9.9%、Al:0.1〜10%、残部Feおよび不可避的不純物からなり、該不可避的不純物のうちCを0.02%以下、Pを0.03%以下、Sを0.01%以下、Nを0.02%以下に制限した鋼を基材とし、該基材の表面に、水溶液環境における電位が基材よりも卑なる金属の被覆層を0.5〜500μmの厚さに形成した耐食鋼において、該被覆層の金属が、重量%で、MgおよびInのうち少なくとも1種を単独含有量で0.05〜10%含有することを特徴とする耐食鋼。
IPC (5件):
C22C 38/00 302 ,  C22C 38/00 301 ,  B32B 15/20 ,  C22C 38/38 ,  C22C 38/60
FI (5件):
C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/00 301 F ,  B32B 15/20 ,  C22C 38/38 ,  C22C 38/60
引用特許:
審査官引用 (5件)
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