特許
J-GLOBAL ID:200903007353372173

高靭性肌焼き鋼製機械部品およびその製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-206310
公開番号(公開出願番号):特開平9-053148
出願日: 1995年08月11日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 優れた衝撃強度と衝撃曲げ疲労特性を備えた高靭性肌焼き鋼製機械部品を提供すること。【解決手段】 C,Mn,Al,N等の含有量が規定された鋼材よりなる機械部品に浸炭焼入れ若しくは浸炭・窒化焼入れ処理してなり、芯部におけるマルテンサイトとベイナイトの総面積率が95%以上、マルテンサイト面積率が90%以下、初析フェライト面積率が5%を超えて生成させず、浸炭層若しくは浸炭・窒化層のオーステナイト結晶粒の結晶粒度番号が8番以上で、且つ表面から0.05mmの深さ位置までの浸炭層若しくは浸炭・窒化層における残留オーステナイト量が10〜50%である高靭性肌焼き鋼製機械部品とその製法を開示する。
請求項(抜粋):
C:0.1〜0.25%(以下、特記しない限りmass%を意味する)Si:0.15%以下Mn:1.20%超、2.0%以下P:0.02%以下S:0.02%以下Cr:0.70超、1.50%以下Al:0.015〜0.060%N:0.005〜0.030%残部:Feおよび不可避的不純物よりなる鋼材を用いた機械部品に浸炭焼入れ処理もしくは浸炭・窒化焼入れ処理を施してなり、芯部におけるマルテンサイトとベイナイトの総面積率が95%以上、マルテンサイト面積率が90%以下で、初析フェライトは5%を超える面積率で生成しておらず、浸炭層もしくは浸炭・窒化層のオーステナイト結晶粒の結晶粒度番号が8番以上で、且つ表面から0.05mmの深さ位置までの浸炭層もしくは浸炭・窒化層における残留オーステナイト量が10〜50%であることを特徴とする高靭性肌焼き鋼製機械部品。
IPC (8件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 6/00 ,  C21D 7/06 ,  C21D 9/00 ,  C21D 9/32 ,  C22C 38/18 ,  C22C 38/38 ,  C22C 38/58
FI (8件):
C22C 38/00 301 N ,  C21D 6/00 P ,  C21D 7/06 A ,  C21D 9/00 A ,  C21D 9/32 A ,  C22C 38/18 ,  C22C 38/38 ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 肌焼鋼
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-328000   出願人:株式会社神戸製鋼所
  • 高疲労強度浸炭焼入品の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-342162   出願人:株式会社神戸製鋼所

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