特許
J-GLOBAL ID:200903007373452009

制御棒引抜き監視装置及び制御棒制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-343811
公開番号(公開出願番号):特開2000-056068
出願日: 1998年12月03日
公開日(公表日): 2000年02月25日
要約:
【要約】【課題】中性子ゆらぎ量が増大する場合に原子炉出力を低下させないで制御棒の引抜き操作ができ、炉心内の局所的な出力上昇に対して制御棒の引抜きを阻止できる。【解決手段】制御棒引抜き監視装置は、LPRM出力平均処理装置3,調整手段4,増幅器5,ローパスフィルタ6,比較器7及び判定基準設定器8を有する制御棒引抜き監視装置2Aを備える。調整手段4は、APRM10からの炉心平均中性子束とLPRM出力平均処理装置3からの局所平均中性子束との大小関係に応じて増幅器5のゲインを調整する。増幅器5は調整されたゲインにより局所平均中性子束を増幅してローパスフィルタ6に出力する。ローパスフィルタ6は、入力信号に含まれる中性子束のゆらぎを抑制し、低周波信号を出力する。比較器7は、低周波信号のレベルが設定値を超えたときに制御棒引抜き阻止信号9aを出力する。
請求項(抜粋):
炉心内に配置された複数の中性子検出器から出力された中性子束信号を用いて炉心平均中性子束を求める炉心平均中性子束出力手段と、引抜き操作を行う制御棒周辺の中性子束を測定する複数の中性子検出器の中性子束信号を用いて局所平均中性子束を求める局所平均中性子束出力手段と、前記局所平均中性子束を増幅する増幅手段と、前記局所平均中性子束が前記炉心平均中性子束よりも低い場合に前記増幅手段のゲインを変更するゲイン調整手段と、前記増幅手段の出力信号の低周波信号を通過させる低周波通過フィルタと、前記低周波通過フィルタからの前記低周波信号が設定レベルを超えたときに、制御棒引抜き阻止信号を出力する比較手段とを備えたことを特徴とする制御棒引抜き監視装置。
IPC (2件):
G21C 17/10 GDB ,  G21C 7/08 GDB
FI (2件):
G21C 17/10 GDB T ,  G21C 7/08 GDB A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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