特許
J-GLOBAL ID:200903007480004892
人工心臓ポンプ
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
佐野 静夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-034927
公開番号(公開出願番号):特開2004-245303
出願日: 2003年02月13日
公開日(公表日): 2004年09月02日
要約:
【課題】血液供給の安定性と耐久性を維持しつつ、溶血及び血栓の発生を抑制できる人工心臓ポンプを提供する。【解決手段】軸受2をなす軸部20、前側プレート部21及び後側プレート部22に複数ずつ形成されたラジアル動圧発生溝40、前側スラスト動圧発生溝41及び後側動圧発生溝42は、それぞれ深さの深い第1の動圧発生溝40a、41a及び42aと、深さの浅い第2の動圧発生溝40b、41b及び42bとからなる。羽根車3の回転中、羽根車3に一体のスリーブ30と、軸部20、前側プレート部21及び後側プレート部22と、で形成される微小間隙Q1〜Q3においては、圧送された血液の一部が潤滑流体として流動し、第1の動圧発生溝40a、41a及び42aにより血液の流動量が増され、第2の動圧発生溝40b、41b及び42bにより血液に有効な動圧を生じさせる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ハウジングと、このハウジング内に固定され、軸部及びこの軸部から径方向外方に突出する前側プレート部、後側プレート部よりなる軸受と、前記軸部の外周面に微小間隙を隔てて対向する貫通孔とともに、前記前側プレート部、後側プレート部の各内面に微小間隙を隔てて対向する前面、後面を有し、前記軸受に対し前記ハウジング内で回転可能に支持された羽根車と、を備えていて、前記羽根車の回転により、軸方向前方から血液を取り込んで径方向外方へ圧送するとともに、この圧送された血液の一部を前記後側プレート部の内面と前記羽根車の後面との微小間隙に導き入れ、前記軸部の外周面と前記羽根車の貫通孔との微小間隙、及び前記前側プレート部の内面と前記羽根車の前面との微小間隙を経由して、取り込まれる前記血液に合流させる人工心臓ポンプにおいて、
前記軸部の外周面には前記羽根車のラジアル荷重を支持するためのラジアル動圧発生溝が複数設けられ、前記前側プレート部、後側プレート部の各内面には前記羽根車のスラスト荷重を支持するための前側スラスト動圧発生溝、後側スラスト動圧発生溝が複数ずつ設けられており、
前記ラジアル動圧発生溝、前記前側スラスト動圧発生溝、及び後側スラスト動圧発生溝のうちそれぞれの少なくとも1つが、他の前記ラジアル動圧発生溝、前記前側スラスト動圧発生溝、及び前記後側スラスト動圧発生溝よりも深さが深いことを特徴とする人工心臓ポンプ。
IPC (4件):
F16C17/02
, A61M1/10
, F04D13/06
, F16C17/04
FI (4件):
F16C17/02 A
, A61M1/10 530
, F04D13/06 C
, F16C17/04 A
Fターム (13件):
3J011AA20
, 3J011BA06
, 3J011CA03
, 3J011JA02
, 3J011KA02
, 3J011KA03
, 3J011LA05
, 3J011MA03
, 3J011RA01
, 4C077AA04
, 4C077DD08
, 4C077KK07
, 4C077KK21
引用特許:
審査官引用 (5件)
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動圧軸受を備えた人工心臓ポンプ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-211639
出願人:独立行政法人産業技術総合研究所
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特開平1-172615
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双方向動圧流体軸受
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-286742
出願人:日本ジョン・クレーン株式会社
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