特許
J-GLOBAL ID:200903007480360702

筒内直接噴射式火花点火内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-179145
公開番号(公開出願番号):特開平10-026024
出願日: 1996年07月09日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】筒内直接噴射式火花点火内燃機関において、均質混合気形成と成層混合気形成の両方を可能にしつつ、従来生起していた問題点を解決することを課題とする。【解決手段】 機関運転状態に応じて燃料噴射時期を可変することにより、燃焼室12内の燃料濃度分布が均質な均質混合気形成と、燃料濃度分布が不均質な成層混合気形成と、に選択的に切り換え可能な筒内直接噴射式火花点火内燃機関において、燃料噴射弁4を、その先端噴孔4aが燃焼室12に対応するシリンダヘッド1下面の略中央部において燃焼室12内に露出し、かつ燃料噴霧の中心線がシリンダ中心軸に略平行となるように配設する一方、第1点火プラグ6を、その先端の電極6aが吸気バルブ10と排気バルブ11間位置で、排気バルブ11側の燃料噴射弁4近傍位置において、燃焼室12内に露出するように配設し、第2点火プラグ7を、その先端の電極7aが吸気バルブ10間位置の燃焼室12周縁部において、燃焼室12内に露出するように配設し、ピストン冠面3Aの吸気側に内面が凹曲面の凹所3aを形成した。
請求項(抜粋):
燃料噴射弁により、ピストン冠面とシリンダボア内周面とシリンダヘッド下面との間に形成された燃焼室内に燃料を直接噴射し、点火プラグによって火花点火を行う筒内直接噴射式火花点火内燃機関であって、機関運転状態に応じて燃料噴射時期を可変することにより、燃焼室内の燃料濃度分布が均質な均質混合気形成と、燃料濃度分布が不均質な成層混合気形成と、に選択的に切り換え可能な筒内直接噴射式火花点火内燃機関において、前記燃料噴射弁を、その先端噴孔が燃焼室に対応するシリンダヘッド下面の略中央部において該燃焼室内に露出し、かつ燃料噴霧の中心線がシリンダ中心軸に略平行となるように、燃焼室壁に配設する一方、前記点火プラグを2つ設け、一方の第1点火プラグを、その先端の電極が各気筒毎に2つずつ設けられた吸気バルブと排気バルブ間位置で、該排気バルブ側の前記燃料噴射弁近傍位置において、燃焼室内に露出するように、燃焼室壁に配設し、他方の第2点火プラグを、その先端の電極が前記吸気バルブ間位置の燃焼室周縁部において、該燃焼室内に露出するように、燃焼室壁に配設し、前記ピストン冠面の吸気側に内面が凹曲面の凹所を形成したことを特徴とする筒内直接噴射式火花点火内燃機関。
IPC (5件):
F02B 23/10 ,  F02B 23/08 ,  F02D 41/02 335 ,  F02F 3/28 ,  F02P 13/00 301
FI (6件):
F02B 23/10 D ,  F02B 23/10 M ,  F02B 23/08 S ,  F02D 41/02 335 ,  F02F 3/28 Z ,  F02P 13/00 301 J
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 特開平4-081577
  • 特開平1-273872
  • 筒内燃料噴射式の多気筒エンジン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-354045   出願人:ヤマハ発動機株式会社
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審査官引用 (6件)
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