特許
J-GLOBAL ID:200903007489427451

スタータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-210769
公開番号(公開出願番号):特開平10-103199
出願日: 1997年08月05日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 電動式のエンジンスタータにおいて、ピニオンの噛み合い衝撃を緩和し、その衝撃荷重の軽減により、より軽量なスタータを提供すること。【解決手段】 モータ100に駆動される出力軸22にスプライン22cが形成されており、スプライン嵌合により出力軸22に保持されているピニオン移動体26と、マグネットスイッチ12に駆動されてピニオン移動体26の回転規制を行うコイル状弾性部材25およびピニオン移動体26を前方へ押し出すレバー37とを備える。レバー37によりリングギヤ34との噛み合い直前の位置にピニオンギヤ26aが押し出されてから、メインスイッチ60が閉じ、モータ100が出力軸22を駆動し始め、スプライン22cによりピニオンギヤ26aはさらに押し出されて、リングギヤ34と噛み合う。噛み合い時に出力軸22の回転が上がっていないので、噛み合い衝撃が小さく、各部材の軽量化が可能になる。
請求項(抜粋):
通電により回転駆動力を生じるモータと、外周面に捩じれスプラインが形成されており、このモータに駆動される駆動軸と、エンジン側のリングギヤと噛み合うピニオンギアを含み、スプライン嵌合によりこの駆動軸に軸方向に移動可能に保持されているピニオン移動体と、電磁コイルと可動鉄心とメインスイッチとを含み、この電磁コイルへの通電によりこの可動鉄心を吸引し、このメインスイッチを閉じて前記モータへ通電するマグネットスイッチと、を有するスタータにおいて、前記ピニオン移動体を前記リングギヤの方向へ所定距離移動させるピニオン移動手段と、前記ピニオン移動体に係合しこのピニオン移動体を回転規制する回転規制手段とを有し、このピニオン移動手段による前記ピニオン移動体の移動後に前記メインスイッチが閉じて前記モータに通電され、前記駆動軸が回転を始めると、この回転規制手段により回転規制されたこのピニオン移動体が、前記捩じれスプラインの作用で、前記モータの駆動力で前記ピニオンギヤを介して前記エンジンを駆動できる位置にまで押し出されることを特徴とするスタータ。
IPC (4件):
F02N 11/00 ,  F02N 11/08 ,  F02N 15/06 ,  H02K 7/10
FI (6件):
F02N 11/00 C ,  F02N 11/00 F ,  F02N 11/08 V ,  F02N 15/06 J ,  F02N 15/06 B ,  H02K 7/10 E
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 遊星歯車減速機構付スタータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-266078   出願人:日本電装株式会社
  • スタータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-238278   出願人:日本電装株式会社

前のページに戻る