特許
J-GLOBAL ID:200903007576748868

能動型騒音振動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-167504
公開番号(公開出願番号):特開2000-003180
出願日: 1998年06月15日
公開日(公表日): 2000年01月07日
要約:
【要約】【課題】温度環境の変化に伴う伝達特性の変化によって、振動低減制御が発散することを回避する。【解決手段】初期状態での振動伝達特性に基づき設定されたフィルタ係数Wi の更新式にしたがって初期状態とは異なる温度環境下で振動低減制御が実行されたときに、この制御を安定させることの可能な前記更新式に含まれる発散抑制係数βの値を、予め同定時振動伝達系の温度t* と実際の温度tとの差に対応させておく。この対応に基づき、能動型エンジンマウント20に設けた温度センサ26の温度検出値tと予め記憶している同定時温度t* との差に対応する発散抑制係数βを特定し、この特定した係数値に基づくフィルタ係数Wi の更新式にしたがって振動低減制御を行う。これにより、温度環境の変化によって振動伝達特性が変化し、精度の低い伝達特性に基づいて振動低減制御が行われた場合でも、制御が発散に至る可能性が低減される。
請求項(抜粋):
適応アルゴリズムにしたがってフィルタ係数が更新される適応ディジタルフィルタを用いて、騒音又は振動の低減制御を実行する能動型騒音振動制御装置において、前記フィルタ係数の更新式は、音又は振動の伝達系の伝達関数及び制御の発散抑制作用を有する発散抑制項を含む更新式であって、前記伝達関数を同定したときの前記伝達系の温度と前記伝達系の現在の温度との差に応じて前記発散抑制項を発散抑制方向に変化させる発散抑制手段を設けたことを特徴とする能動型騒音振動制御装置。
IPC (3件):
G10K 11/178 ,  G05B 13/02 ,  G10K 11/16
FI (4件):
G10K 11/16 H ,  G05B 13/02 S ,  G05B 13/02 E ,  G10K 11/16 J
Fターム (15件):
5D061FF02 ,  5D061GG07 ,  5H004GA15 ,  5H004HA12 ,  5H004HA20 ,  5H004HB01 ,  5H004HB11 ,  5H004HB12 ,  5H004HB15 ,  5H004KA32 ,  5H004KC08 ,  5H004KC32 ,  5H004LA17 ,  5H004MA08 ,  5H004MA11
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • アクティブ型騒音低減装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-052889   出願人:日本車輌製造株式会社
  • 能動型騒音制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-003426   出願人:株式会社日立製作所
  • 能動型騒音制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-220620   出願人:日産自動車株式会社, 株式会社日立製作所

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