特許
J-GLOBAL ID:200903007621210769
タンパク質の発現方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-268914
公開番号(公開出願番号):特開2008-086225
出願日: 2006年09月29日
公開日(公表日): 2008年04月17日
要約:
【課題】宿主細胞において過剰発現が抑制されているタンパク質を、遺伝子工学的手法を用いて効率的に大量生産する手法を提供する。【課題解決手段】宿主細胞において過剰発現が抑制されているタンパク質、タンパク分解酵素の切断部位および上記タンパク質と結合することにより、該タンパク質に対する発現量制御系の関与を外すタンパク質、あるいはさらに精製用のタグからなる融合タンパク質をコ-ドする遺伝子を用いて、宿主細胞において上記融合タンパク質を発現させ、得られた融合タンパク質をタンパク分解酵素で切断することにより、上記過剰発現が抑制されているタンパク質を製造する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
以下の(a)〜(f)の工程を含むことを特徴とする、宿主細胞において過剰発現が抑制されているタンパク質の製造方法。
(a)宿主細胞において過剰発現が抑制されているタンパク質をコ-ドする遺伝子DNAと、該タンパク質と結合することにより、該タンパク質に対する発現量制御系の関与を外すタンパク質またはペプチドをコ-ドする遺伝子を、タンパク分解酵素の切断部位をコ-ドするヌクレオチド配列を含むリンカ-ポリヌクレオチドを介して結合せしめて融合遺伝子を調製する工程。
(b)上記融合遺伝子をベクタ-に挿入し、組み換えベクタ-を得る工程。
(c)上記組み換えベクタ-を宿主細胞に導入して形質転換体を得る工程
(d)上記形質転換体を培養し、培養物から融合タンパク質を得る工程。
(e)得られた融合タンパク質をタンパク分解酵素で切断し、宿主細胞において過剰発現が抑制されているタンパク質を得る工程。
(f)切断されたタンパク質の混合液から、上記発現を調節するタンパク質を除去し、宿主細胞において過剰発現が抑制されているタンパク質を精製する過程。
IPC (8件):
C12N 15/09
, C12N 1/15
, C12N 1/19
, C12N 1/21
, C12N 5/10
, C12P 21/02
, C07K 19/00
, C07K 14/37
FI (8件):
C12N15/00 A
, C12N1/15
, C12N1/19
, C12N1/21
, C12N5/00 A
, C12P21/02 C
, C07K19/00
, C07K14/37
Fターム (35件):
4B024AA20
, 4B024BA80
, 4B024CA02
, 4B024CA07
, 4B024CA09
, 4B024CA11
, 4B024CA20
, 4B024DA20
, 4B024EA04
, 4B024GA14
, 4B024HA01
, 4B064AG01
, 4B064CA05
, 4B064CA19
, 4B064CC24
, 4B064DA01
, 4B064DA10
, 4B064DA16
, 4B065AA86X
, 4B065AA86Y
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065BA03
, 4B065CA24
, 4B065CA41
, 4B065CA44
, 4H045AA10
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045BA10
, 4H045BA41
, 4H045CA10
, 4H045EA01
, 4H045EA20
, 4H045FA74
引用特許: