特許
J-GLOBAL ID:200903007689357229

スタータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-356344
公開番号(公開出願番号):特開2005-120899
出願日: 2003年10月16日
公開日(公表日): 2005年05月12日
要約:
【課題】チューブ10の外周面を支持するボールベアリング11の内輪を廃止してチューブ10の設計自由度を向上すると共に、潤滑性に優れ、且つ異物の巻き込みを抑制できる軸受構造を備えたスタータを提供すること。【解決手段】チューブ10には、モータの回転力が伝達されるクラッチインナ3bが形成されると共に、このクラッチインナ3bの軸方向反モータ側に軸受部10aが設けられ、この軸受部10aの外周に配置されたボールベアリング11を介してセンタケース12に回転自在に支持されている。 ボールベアリング11は、チューブ10の軸受部10aを内輪として利用することにより、チューブ10と一体構造に設けられている。軸受部10aの外周面には、断面円弧状の転動溝10bが全周に渡って形成され、この転動溝10bに複数のボール11cが回転自在に保持されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
回転力を発生するモータと、 円筒形状の内周に雌スプラインが形成され、且つ軸方向の少なくとも一端側がボールベアリングを介してフレームに支持される軸受部として形成されたチューブと、 このチューブの一部がクラッチインナとして形成され、前記モータの回転力をクラッチアウタからローラを介して前記クラッチインナに伝達する一方向クラッチと、 前記チューブの内周に挿通される軸部を有し、この軸部の外周に前記チューブの雌スプラインと係合する雄スプラインが形成された出力軸とを備え、 前記チューブに対して前記出力軸が軸方向に移動可能に設けられたスタータにおいて、 前記ボールベアリングは、前記チューブの軸受部を内輪として利用し、その軸受部の外周面に断面円弧状の転動溝が形成され、この転動溝に前記ボールベアリングのボールが回転自在に保持されていることを特徴とするスタータ。
IPC (2件):
F02N15/02 ,  F02N11/00
FI (5件):
F02N15/02 J ,  F02N15/02 E ,  F02N15/02 H ,  F02N15/02 M ,  F02N11/00 V
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 実公平6-23742号公報
  • 実開昭58-96059号公報
審査官引用 (8件)
  • 特開平2-086961
  • 特開昭64-056966
  • 特開昭63-111315
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