特許
J-GLOBAL ID:200903007799450828

車両挙動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-040623
公開番号(公開出願番号):特開2008-201291
出願日: 2007年02月21日
公開日(公表日): 2008年09月04日
要約:
【課題】サスペンション装置に特殊な機構を設けることなく、非制動時の乗り心地を良好に維持しつつ制動時のピッチングを効果的に抑制し得る車両挙動制御装置の提供。【解決手段】この装置は、アンチダイブジオメトリ及びアンチリフトジオメトリを有する前後輪サスペンションを備えた車両に適用される。アンチリフトジオメトリによるアンチリフト効果の大きさはアンチダイブジオメトリによるアンチダイブ効果の大きさよりも大きい。通常、制動中において前後輪の制動力配分が基本配分に調整される。一方、急激な制動操作が開始された場合、制動開始からの所定の短期間においてのみ、前後輪の制動力配分が基本配分に代えて基本配分よりも後輪の制動力配分が大きい第1配分に調整される。これにより、アンチリフト効果の大きさの増大量がアンチダイブ効果の大きさの減少量よりも大きくなって車両全体としてみればアンチピッチングモーメントが増大する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
アンチダイブジオメトリ及びアンチリフトジオメトリをそれぞれを有する前輪側及び後輪側のサスペンションであって後輪に付与される制動力の変化に対する前記アンチリフトジオメトリによるアンチリフト効果の大きさの変化が前輪に付与される制動力の変化に対する前記アンチダイブジオメトリによるアンチダイブ効果の大きさの変化よりも大きい前輪側及び後輪側のサスペンションと、 前記前輪及び後輪に付与される制動力をそれぞれ独立に制御可能なブレーキ制御装置(30)と、 を備えた車両に適用される車両挙動制御装置であって、 運転者によるブレーキ操作部材(BP)の操作中において前記前輪及び後輪の制動力の総和が前記ブレーキ操作部材(BP)の操作量(Fp)に応じた要求値になり且つ前記前輪及び後輪の制動力の配分が、前記前輪及び後輪のロックが同時に発生する理想配分と等しいか、又は前記理想配分よりも後輪側の配分が小さい基本配分になるように前記ブレーキ制御装置(30)を制御する基本配分手段(50、1035)と、 前記ブレーキ操作部材(BP)の操作が開始され且つその操作開始時の前記操作量(Fp)の増大速度が所定速度(A)よりも大きい場合、前記車両の前傾方向を正とするピッチ角(θp)の角加速度(ddθp)が正から負に変化する時点まで、前記前輪及び後輪の制動力の総和が前記要求値になり且つ前記前輪及び後輪の制動力の配分が、前記基本配分よりも後輪側の配分が大きい第1配分になるように前記ブレーキ制御装置(30)を制御する第1配分制御手段(50、図8のルーチン、1015)と、 を備えた車両挙動制御装置。
IPC (3件):
B60T 8/26 ,  B60T 8/32 ,  B60G 3/00
FI (3件):
B60T8/26 H ,  B60T8/32 ,  B60G3/00
Fターム (34件):
3D045BB37 ,  3D045CC01 ,  3D045EE21 ,  3D045GG00 ,  3D246BA02 ,  3D246DA01 ,  3D246EA17 ,  3D246GA08 ,  3D246GB12 ,  3D246GC14 ,  3D246HA03A ,  3D246HA05B ,  3D246HA30A ,  3D246HA64A ,  3D246HA79A ,  3D246HA79B ,  3D246JB43 ,  3D246KA06 ,  3D301AA05 ,  3D301AA06 ,  3D301AA33 ,  3D301AA36 ,  3D301AA69 ,  3D301AA74 ,  3D301AB10 ,  3D301AB21 ,  3D301EA04 ,  3D301EA14 ,  3D301EA31 ,  3D301EA48 ,  3D301EA77 ,  3D301EB44 ,  3D301EC01 ,  3D301EC44
引用特許:
出願人引用 (2件)

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