特許
J-GLOBAL ID:200903007897179890

ダンパ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広渡 禧彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-177543
公開番号(公開出願番号):特開平10-331916
出願日: 1997年05月29日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 円板状ダンパハブの一側面に大径の慣性リングと小径の慣性リングとを同心的に配置したタイプのダンパ装置において、慣性リングを支持するゴム部材の熱害を防止して耐久性及び信頼性を向上すると共に、ダンパハブに貫設された複数個の通風孔周縁部の応力集中を緩和して同ダンパハブの破損を防止して耐久性を向上すると共に、異音の発生を防止する。【解決手段】 ダンパハブの一側面に、第1及び第2環状ゴム部材を介して大径の第1慣性リング及び小径の第2慣性リングを同心的に配置すると共に、各慣性リングの外側面に、夫々放射状に配置された多数の通風路を設け、第1慣性リングの通風路と第2慣性リングの通風路とは、夫々の中心線が半径方向において整合せず円周方向にずれるように配置される。さらに、ダンパハブに、第1及び第2慣性リング間の環状空隙内に開口する複数の通風孔を貫設し、同通風孔の外周に補強用のボス部を設ける。
請求項(抜粋):
回転軸に取付けられた円板状のダンパハブと、同ダンパハブの一側面周縁部に第1の環状ゴム部材を介して上記回転軸に対し同心的に装着された大径の第1慣性リングと、上記ダンパハブの上記側面に第2の環状ゴム部材を介して上記回転軸に対し同心的に装着された小径の第2慣性リングとを備え、上記ダンパハブには、上記第1慣性リングと第2慣性リングとの間に形成された環状空隙内に開口する複数の通気孔が貫設され、かつ上記第1及び第2慣性リングの上記ゴム部材とは反対側の外側面には、夫々の中心線が半径方向において整合せず円周方向にずれるように形成された多数の通風路が放射状に設けられたことを特徴とするダンパ装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • ダンパ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-149608   出願人:三菱自動車工業株式会社
  • 特開平2-190605
  • トーショナルダンパ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-108702   出願人:エヌ・オー・ケー・メグラスティック株式会社
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