特許
J-GLOBAL ID:200903007916380275

大気圧イオン化質量分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-258470
公開番号(公開出願番号):特開2001-083121
出願日: 1999年09月13日
公開日(公表日): 2001年03月30日
要約:
【要約】【課題】簡単な手段により測定者に測定終了時に特別の操作を要求せずに窒素などのガスが自動的にイオン源内に供給されるようにし、イオン源内が外気により汚染されない大気圧イオン化質量分析装置を提供すること。【解決手段】LC1からの試料溶液は噴霧プローブ4から電荷を持った微細な液滴6として噴霧され、その中に含まれる試料イオンは大気圧イオン源7内の大気中に放出され、細孔11、中間圧力室12及び細孔14を経て高真空部16の質量分析計15に入射する。イオンはここで質量分散され、検出器18で検出され、データ処理器19によりマススペクトル等が与えられる。測定が終了すると、制御器及びデータ処理装置19によりストップバルブ42が閉じられ、バイパス配管41を通してガスボンベ40から噴霧プローブ4にガスが供給される。これにより、大気圧イオン源7が陰圧になることが防止される。
請求項(抜粋):
噴霧プローブと、試料溶液がそのイオンを生成するために前記噴霧プローブを通して噴霧される大気圧イオン源と、前記試料溶液の噴霧を助ける噴霧ガスを前記噴霧プローブに供給する手段とを有し、前記生成されたイオンを細孔を通して、真空に排気された質量分析計に導入して質量分析する大気圧イオン化質量分析装置において、前記噴霧ガス供給手段は前記噴霧ガスの前記噴霧プローブへの供給を止めるストップバルブと、該ストップバルブをバイパスして前記噴霧ガスを前記噴霧プローブへ供給するバイパス流路とを含み、前記ストップバルブを測定終了信号に応答して自動的に閉じるように構成したことを特徴とする大気圧イオン化質量分析装置。
IPC (2件):
G01N 27/62 ,  G01N 30/72
FI (2件):
G01N 27/62 X ,  G01N 30/72 C
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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