特許
J-GLOBAL ID:200903007961551196

都市防災用監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-154919
公開番号(公開出願番号):特開平11-345380
出願日: 1998年06月03日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 火災発生を画像処理によって自動的に判定し、火災判定結果の信頼性を向上させる。【解決手段】 高所に設置される赤外線カメラ2を旋回させ、高熱源を検出したら、画像を引込んで旋回を停止する。前回の旋回ですでに記憶されているデータと同一であるか否かを判定し、同一であれば火災ではなく、水銀灯などの静止した高温体であると判定する。同一でなければ、画像の面積が増大しているか、重心の移動が小さいかから、火災か否かの判定を行う。重心の移動が大きければ、自動車のマフラなどであると判定する。
請求項(抜粋):
赤外光によって撮像を行う赤外線カメラと、赤外線カメラを、都市を展望可能な高所に保持し、赤外線カメラの撮像方向をほぼ水平な平面内で旋回変位させ、赤外線カメラの撮像方向をほぼ鉛直な平面内で角変位させるカメラ台と、カメラ台を、予め定めるプログラムに従って駆動し、赤外線カメラが予め定める都市の領域を撮像するように制御する制御手段と、赤外線カメラによって撮像された画像出力に応答し、画像出力中に熱源が含まれるとき、熱源の画像の面積および重心位置を記憶する記憶手段と、赤外線カメラによって撮像される画像出力に応答し、画像出力中に1または複数の熱源が含まれるとき、熱源の画像の面積および重心位置と、記憶手段に記憶されている対応する画像の面積および重心位置とを比較し、熱源の重心位置の変化が予め定める基準より小さく、かつ面積の増加が予め定める基準より大きいとき、あるいは赤外線カメラで撮像した画像から熱源の形状を認識し、時系列的な形状変化が予め定める基準よりも大きいとき、火災と判定する監視手段とを含むことを特徴とする都市防災用監視装置。
IPC (2件):
G08B 17/12 ,  G08B 25/00 510
FI (2件):
G08B 17/12 B ,  G08B 25/00 510 M
引用特許:
審査官引用 (4件)
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