特許
J-GLOBAL ID:200903007985456666

原子炉炉心

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-020840
公開番号(公開出願番号):特開平7-229987
出願日: 1994年02月18日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、複数の種類の燃料体からなる初装荷炉心において、熱的余裕を確保しつつ、燃料経済性を向上できる炉心を提供することである。【構成】本実施例の炉心は径方向に内側領域2,外側領域1、及び最外周領域に分かれている。燃料体としては、核分裂性物質の燃料体平均濃縮度が3.4% の高濃縮度燃料体3,2.3%の中濃縮度燃料体4、及び1.1%の低濃縮度燃料体5の3種類を用いている。各燃料体は軸方向の中心で上部と下部に2分割されており、上部と下部の平均濃縮度の差(上下濃縮度差)は、高濃縮度燃料体3で0.1%,中濃縮度燃料体4で0.3%,低濃縮度燃料体5で0.2%となっている。また、径方向の各領域における燃料体の構成は、最外周領域が低濃縮度燃料体100%で、外側領域1が高濃縮度燃料体91%,中濃縮度燃料体9%で、内側領域2が高濃縮度燃料体34%,中濃縮度燃料体30%,低濃縮度燃料体36%である。
請求項(抜粋):
核分裂性物質の燃料体平均濃度が異なる複数の燃料体を装荷した原子炉炉心において、前記燃料体は軸方向に平均濃度が高い上部と平均濃度が低い下部に分割され、前記燃料体平均濃度が最も高い第1の燃料体の上部と下部の核分裂性物質濃度差は、前記燃料体平均濃度が前記第1の燃料体よりも低い第2の燃料体の上部と下部の核分裂性物質濃度差よりも小さく、前記炉心は最外周を除く領域を径方向に内側領域と外側領域に分割され、前記第1の燃料体の割合は、外側領域の方が内側領域よりも大きいことを特徴とする原子炉炉心。
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 沸騰水型原子炉の初装荷炉心
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-134710   出願人:株式会社東芝
  • 原子炉の炉心
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-272273   出願人:株式会社東芝
  • 特開昭62-080586
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審査官引用 (4件)
  • 沸騰水型原子炉の初装荷炉心
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-134710   出願人:株式会社東芝
  • 原子炉の炉心
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-272273   出願人:株式会社東芝
  • 特開昭62-080586
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