特許
J-GLOBAL ID:200903008012486525

インバータ式X線高電圧装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-356380
公開番号(公開出願番号):特開平10-189287
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 中性点接地高電圧発生方式のインバータ式X線高電圧装置において、何らかの原因によりX線管のアノード側とカソード側に電圧差が発生した場合、高電圧発生装置の一方の側の電流が増大し、正常な側の高電圧発生装置に二次的なダメージを与えることを防止する。【解決手段】 上記X線管のアノード側の電圧とカソード側の電圧をそれぞれ独立に検出し、このアノード側管電圧の絶対値とカソード側管電圧の絶対値の差を求め、この値が所定値を超えた場合に高電圧の発生を止める手段を具備する。
請求項(抜粋):
直流電源と、この直流電源を高い周波数の交流に変換するインバータ回路と、この出力を高電圧に昇圧し、直流に変換する高電圧変圧器と高電圧整流回路から成る中性点接地方式の高電圧発生装置と、この高電圧発生装置の出力である直流の高電圧を印加してX線を放射するX線管と、このX線管の電圧(管電圧)を検出する手段と、曝射に先立ち管電圧の目標値を設定する手段と、検出された管電圧値をもとに出力が目標値に一致するように制御するフィードバック制御する手段とからなるインバータ式X線高電圧装置において、前記管電圧を検出する手段の中に前記X線管のアノード側の管電圧とカソード側の管電圧をそれぞれ独立に検出する手段と、前記アノード側の管電圧の絶対値とカソード側の管電圧の絶対値との差を検出する手段と、この差が所定値を超えた場合に高電圧の発生を止める手段とを具備して成るインバータ式X線高電圧装置。
IPC (2件):
H05G 1/20 ,  H05G 1/32
FI (2件):
H05G 1/20 ,  H05G 1/32 M
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • X線高電圧装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-102199   出願人:株式会社島津製作所
  • X線電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-208393   出願人:株式会社島津製作所
  • X線管給電用電源部よりなるX線装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-316896   出願人:フィリップスエレクトロニクスネムローゼフェンノートシャップ

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