特許
J-GLOBAL ID:200903008058013397

微小光共振器型有機電界発光素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-284241
公開番号(公開出願番号):特開平9-180883
出願日: 1996年10月25日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 高い発光効率を有するが発光スペクトルの幅が広い有機発光材料を利用でき、発光ピークの半値幅が狭く、かつ分光しなくても前方への指向性及び単色性に優れた微小光共振器型有機電界発光素子を提供する。【解決手段】 多層膜ミラー12と金属ミラー22とにより微小光共振器が構成されており、これらの間に挟まれた透明導電層14と発光層16の膜厚と屈折率及び多層膜ミラー12への光の浸み込み量から算出される微小光共振器の光学長が、素子から放出される目標光の波長の1.5倍でかつその目標光は、発光材料の発光スペクトルの短波長側の立上がり部に設定されている。
請求項(抜粋):
屈折率の異なる2種類の層が交互に積層された多層膜ミラーと、前記多層膜ミラーの上に形成された陽極としての透明導電層と、前記透明導電層の上に形成された一層または複数層の有機化合物層と、前記有機化合物層の上に形成され、光を反射できる陰極としての金属ミラーと、を有し、前記多層膜ミラーと前記金属ミラーとによって前記有機化合物層から出力された光の微小光共振器が構成され、前記微小光共振器からの発光が、そのスペクトルに低次モードが混在していない単一モードとなり、かつ素子前方に強い指向性を有する光となるように前記微小光共振器の光学長が設定されていることを特徴とする微小光共振器型有機電界発光素子。
IPC (4件):
H05B 33/22 ,  H01S 3/14 ,  H05B 33/24 ,  H05B 33/26
FI (4件):
H05B 33/22 ,  H01S 3/14 ,  H05B 33/24 ,  H05B 33/26
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る