添加剤含有熱可塑性樹脂成形体及びその製造方法

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：永田久喜
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-131201
公開番号（公開出願番号）：特開平9-296054
出願日： 1996年04月26日
公開日（公表日）： 1997年11月18日
要約：

【要約】【課題】添加剤の経時的な揮散がなく、透明性の低下も殆ど生じない添加剤含有熱可塑性樹脂成形体と、その製造方法を提供すする。【解決手段】ポリマー分子の側鎖にエステル基又はカルボキシル基を有する熱可塑性樹脂の成形体中に、アミノ基、水酸基、カルボキシル基、エステル基のいずれかの官能基を有する添加剤が含有され、添加剤が熱可塑性樹脂のポリマー分子の側鎖とエステル交換反応してエステル結合された構成とする。かかる添加剤含有熱可塑性樹脂成形体は、熱可塑性樹脂を加熱溶融して所定形状に成形する前に、添加剤を配合してポリマー分子の側鎖とエステル交換反応させることにより製造される。二官能の添加剤をエステル交換反応させると、ポリマー分子が添加剤を介して三次元架橋された成形体が得られ、耐熱性その他の物性が向上する。

請求項（抜粋）：

ポリマー分子の側鎖にエステル基又はカルボキシル基を有する熱可塑性樹脂の成形体中に、アミノ基、水酸基、カルボキシル基、エステル基のいずれかの官能基を有する添加剤が含有され、該添加剤が熱可塑性樹脂のポリマー分子の側鎖とエステル交換反応してエステル結合していることを特徴とする添加剤含有熱可塑性樹脂成形体。

引用特許：

審査官引用 (8件)

特公昭39-023094
特開昭63-101428
特開平1-278533

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