特許
J-GLOBAL ID:200903008116296493

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-157615
公開番号(公開出願番号):特開平8-021281
出願日: 1994年07月08日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 微分制御を含む空燃比制御において補正量の平均値を正確に求めることにより誤学習を防止し、ひいては高精度な空燃比制御を実現する。【構成】 CPU21aは、O2 センサ11の検出結果に基づく空気過剰率と目標空気過剰率との偏差を算出し、その偏差に基づいて比例制御量,積分制御量,微分制御量の合計値からフィードバック補正量を算出する。また、CPU21aは、偏差のリッチ側或いはリーン側への反転時において、フィードバック補正量から微分制御量を除算した値を所定数取り込み、該取り込んだ補正量にてフィードバック補正量の平均値を算出する。さらに、CPU21aは、フィードバック補正量の平均値に基づいて学習値を算出する。即ち、偏差の反転時には、微分制御量がピーク値に達するが、この微分制御量を除いてフィードバック補正量の平均値を算出することにより該平均値が正確に求められる。
請求項(抜粋):
内燃機関の運転空燃比を検出する空燃比センサと、前記空燃比センサにより検出された運転空燃比と目標空燃比との偏差を算出する偏差算出手段と、前記偏差算出手段による偏差に基づいて微分制御量を含む空燃比補正量を算出する空燃比補正量算出手段と、前記偏差算出手段による偏差のリッチ側或いはリーン側への反転時において、前記空燃比補正量算出手段による空燃比補正量から少なくとも微分制御量を除いた空燃比補正量を用いて空燃比補正量平均値を算出する空燃比補正量平均値算出手段と、前記空燃比補正量平均値算出手段による空燃比補正量平均値に基づいて空燃比補正量の学習値を算出する学習値算出手段と、前記空燃比補正量算出手段による空燃比補正量と前記学習値算出手段による学習値とを用いて、空燃比を制御する空燃比制御手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02D 45/00 368
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 特開昭62-251443
  • 特開昭61-089946
  • 内燃機関の空燃比制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-176849   出願人:トヨタ自動車株式会社
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