特許
J-GLOBAL ID:200903008119335813

耐穴あき性に優れた亜鉛めっき鋼板及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-194665
公開番号(公開出願番号):特開2001-020078
出願日: 1999年07月08日
公開日(公表日): 2001年01月23日
要約:
【要約】【課題】 主に自動車車体用鋼板として供される亜鉛めっき鋼板の、特に耐穴あき性を向上させる。【解決手段】 この発明の亜鉛めっき鋼板は、鋼板表面上に、所定付着量の亜鉛めっき層、0.5 〜3.0 g/m2であるりん酸亜鉛系皮膜及びMg-りん酸化合物層を順次積層形成し、該りん酸亜鉛系皮膜中に、Mgを0.5 〜10.0重量%、Niを0.5 〜2.0 重量%及びMnを3〜8重量%を含有し、かつMnとNiの含有量が所定の関係式を満足することを特徴とする。また、上記亜鉛めっき鋼板の製造方法は、亜鉛めっき鋼板にNi、Mn及びMgを含むりん酸亜鉛処理液を用いてりん酸亜鉛系処理を施した後、りん酸によってpHを1.5 〜2.7 の範囲に調整したMgイオン: 2〜30g/Lを含有する水溶液を塗布し、乾燥させることを特徴とする。
請求項(抜粋):
鋼板表面上に、片面当たりの付着量が20〜60g/m2である亜鉛めっき層と、片面当たりの付着量が0.5 〜3.0 g/m2であるりん酸亜鉛系皮膜とを順次積層形成し、該りん酸亜鉛系皮膜中に、Mgを0.5 〜10.0重量%、Niを0.5 〜2.0重量%及びMnを3〜8重量%を含有し、かつMnとNiの含有量が下記(1) の関係式を満足し、さらに、前記りん酸亜鉛系皮膜上に、片面当たりのMg付着量が金属Mg換算で0.05〜0.50g/m2であるMg-りん酸化合物層を形成することを特徴とする耐穴あき性に優れた亜鉛めっき鋼板。 記 〔Ni〕×1.8 +0.7 ≦〔Mn〕≦〔Ni〕×11.4 ------ (1) 但し、〔Mn〕はMn重量%、〔Ni〕はNi重量%である。
IPC (2件):
C23C 22/03 ,  C23C 2/06
FI (2件):
C23C 22/03 ,  C23C 2/06
Fターム (36件):
4K026AA02 ,  4K026AA07 ,  4K026AA12 ,  4K026AA13 ,  4K026AA22 ,  4K026BA03 ,  4K026BA04 ,  4K026BA11 ,  4K026BA12 ,  4K026BB07 ,  4K026BB08 ,  4K026BB09 ,  4K026BB10 ,  4K026CA13 ,  4K026CA18 ,  4K026CA23 ,  4K026CA24 ,  4K026CA26 ,  4K026CA28 ,  4K026CA32 ,  4K026CA36 ,  4K026DA02 ,  4K026DA11 ,  4K026DA15 ,  4K026DA16 ,  4K026EB04 ,  4K027AA02 ,  4K027AA05 ,  4K027AA22 ,  4K027AB02 ,  4K027AB05 ,  4K027AB09 ,  4K027AB13 ,  4K027AB42 ,  4K027AC82 ,  4K027AE23
引用特許:
審査官引用 (9件)
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