特許
J-GLOBAL ID:200903008237315100

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-328240
公開番号(公開出願番号):特開2003-214364
出願日: 2002年11月12日
公開日(公表日): 2003年07月30日
要約:
【要約】【課題】 従来のフレ-ムコンプライアント方式では、コンプライアントフレ-ムが浮上したまま停止し、さらに、圧縮室内、コンプライアントフレ-ム背面空間内に液冷媒や油が溜まってしまったまま起動がかかると、圧縮室内で異常な圧力上昇が起こり、コンプライアントフレ-ムが下方へリリーフしようとするが、コンプライアントフレ-ム背面空間内にも液冷媒等が溜まっているため、コンプライアントフレーム背面空間も異常な圧力となり、コンプライアントフレ-ムがリリ-フできず圧縮機が起動できない、または、異常圧力による板状渦巻歯の損傷等の問題が生じていた。【解決手段】 コンプライアントフレ-ム背面空間と吐出圧力空間を連通させる流路を設けた。
請求項(抜粋):
密閉容器内に設けられ、それぞれの板状渦巻歯が相互間に圧縮室を形成するように噛み合わされた固定スクロール及び揺動スクロールと、前記揺動スクロールを軸方向に支持するとともに、前記揺動スクロールを駆動する主軸を軸受を介して半径方向に支持する可動フレームと、該可動フレームを軸方向に移動可能に係合するガイド部とを備え、前記圧縮室で圧縮した圧縮冷媒を前記密閉容器内に吐出した後、圧縮機外に吐出するスクロール圧縮機において、前記可動フレームの背面に形成され、内部圧力で前記可動フレームを軸方向の前記固定スクロール側に押圧する可動フレーム背面空間を有し、該可動フレーム背面空間と前記吐出圧の密閉容器内とが、開閉弁付きの連通路で連通又は連通遮断され、前記開閉弁の前記可動フレーム背面空間側の圧力が前記密閉容器側の圧力より大きい場合、前記開閉弁が開き連通し、前記開閉弁の前記可動フレーム背面空間側の圧力が前記密閉容器側の圧力より小さい場合、前記開閉弁が閉じ連通遮断することを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F04C 29/00
FI (3件):
F04C 18/02 311 P ,  F04C 18/02 311 X ,  F04C 29/00 J
Fターム (11件):
3H029AA02 ,  3H029AA14 ,  3H029AB03 ,  3H029CC04 ,  3H029CC85 ,  3H039AA06 ,  3H039AA12 ,  3H039BB23 ,  3H039CC24 ,  3H039CC29 ,  3H039CC33
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • スクロ-ル圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-330775   出願人:三菱電機株式会社
  • スクロール圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-150936   出願人:三菱電機株式会社
  • スクロール気体圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-153960   出願人:松下電器産業株式会社
全件表示
審査官引用 (4件)
  • スクロール圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-150936   出願人:三菱電機株式会社
  • スクロール気体圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-153960   出願人:松下電器産業株式会社
  • スクロール型流体機械
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-203475   出願人:三菱重工業株式会社
全件表示

前のページに戻る