特許
J-GLOBAL ID:200903008242530795

燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 曾我 道照 ,  曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-028372
公開番号(公開出願番号):特開2004-241230
出願日: 2003年02月05日
公開日(公表日): 2004年08月26日
要約:
【課題】この発明は、運転中に生成した水分により湿潤となった下流域の水分を乾燥した上流域にスムーズに移動させ、反応分布を均一として、長期に渡って高電圧・高出力が得られる燃料電池を得る。【解決手段】酸化剤流路溝30a〜30pの4本ずつが、酸化剤供給口20から各領域α、β、γ、δまで並行して延び、各領域α、β、γ、δ内で鉛直方向に蛇行し、酸化剤排出口21に至るように第1セパレータ板1の主面に形成されている。酸化剤流路溝30dの上流側と酸化剤流路溝30eの下流側とがゾーン40aで隣接し、酸化剤流路溝30hの上流側と酸化剤流路溝30iの下流側とがゾーン40bで隣接し、酸化剤流路溝30lの上流側と酸化剤流路溝30mの下流側とがゾーン40cで隣接している。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
水分を含むことによりイオン導電性が発揮される電解質膜を燃料電極および酸化剤電極により挟持してなる単セルと、酸化剤流体を流通させる酸化剤流路が一面に形成され、該酸化剤流路を上記酸化剤電極に向けて配設される第1セパレータ板と、燃料流体を流通させる燃料流路が一面に形成され、該燃料流路を上記燃料電極に向けて配設される第2セパレータ板とを順次積層して構成され、冷却水流路が上記第1および第2セパレータ板の一方に形成されてなる燃料電池において、 上記酸化剤流路は、上記第1セパレータ板の一面の分割された領域のそれぞれに酸化剤供給口から酸化剤排出口に至るように形成された並行した複数の酸化剤流路溝からなる複数の流路群から構成され、 上記複数の流路群は、上記分割された領域内を折り返して走行し、かつ、上記分割された領域の境界部分の少なくとも一部で、一方の流路群の酸化剤流路溝の上流側が他方の流路群の酸化剤流路溝の下流側に接するように構成され、 さらに、親水性部材が、上記分割された領域の境界部分を跨いで、上記一方の流路群の酸化剤流路溝の上流側と上記他方の流路群の酸化剤流路溝の下流側とを橋渡しするように配設されていることを特徴とする燃料電池。
IPC (3件):
H01M8/02 ,  H01M8/04 ,  H01M8/10
FI (3件):
H01M8/02 R ,  H01M8/04 K ,  H01M8/10
Fターム (7件):
5H026AA06 ,  5H026CC03 ,  5H026CC08 ,  5H026CX05 ,  5H027AA06 ,  5H027MM03 ,  5H027MM16
引用特許:
審査官引用 (11件)
全件表示

前のページに戻る