特許
J-GLOBAL ID:200903008250958796

回路遮断器の過電流検出用変流器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 駒田 喜英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-263507
公開番号(公開出願番号):特開平10-092288
出願日: 1996年09月12日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】2次巻線が施された環状鉄心を貫通する貫通導体の両端に接続導体が結合された変流器において、接続導体を流れる電流の磁束の影響による特性の低下を低減する。【解決手段】接続導体4に環状鉄心2の端面に沿う水平部4bと、これから立ち下がる垂直部4cとを設け、水平部4bが互いに向かい合うようにして環状鉄心2の両側に接続導体4を配置し、水平部4bの先端を貫通導体3に結合する。2枚の接続導体4の水平部4bをそれぞれ流れる電流I1,I3の向きが同じであるため、環状鉄心2を通るそれらの磁束の向きが逆になり、それらが互いに打ち消し合って電流I1,I3の磁束による変流器1の特性の低下がなくなる。
請求項(抜粋):
2次巻線が施された環状鉄心と、この環状鉄心を貫通する貫通導体と、この貫通導体の両端面にそれぞれ結合された2枚の平板な接続導体とからなる回路遮断器の過電流検出用変流器において、前記各接続導体に、前記環状鉄心の端面に沿い一端が前記貫通導体に結合される水平部と、その他端から立ち下がる垂直部と、この垂直部の下端部に折り曲げ形成された接続部とを設け、これらの接続導体を前記環状鉄心の両側に前記水平部が互いに向き合うように配置して前記貫通導体に結合したことを特徴とする回路遮断器の過電流検出用変流器。
IPC (3件):
H01H 71/42 ,  H01H 73/36 ,  H01H 83/02
FI (3件):
H01H 71/42 ,  H01H 73/36 A ,  H01H 83/02 H
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 回路遮断器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-334609   出願人:株式会社日立製作所, 日立テクノエンジニアリング株式会社
  • 零相変流器の貫通導体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-326524   出願人:富士電機株式会社
審査官引用 (2件)
  • 回路遮断器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-334609   出願人:株式会社日立製作所, 日立テクノエンジニアリング株式会社
  • 零相変流器の貫通導体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-326524   出願人:富士電機株式会社

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