特許
J-GLOBAL ID:200903008297473286

エンジンの空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-030186
公開番号(公開出願番号):特開2000-230445
出願日: 1999年02月08日
公開日(公表日): 2000年08月22日
要約:
【要約】【課題】複数の気筒群について個々独立して空燃比フィ-ドバック制御を行い、各気筒群共通の共通吸気通路にエバポガスを供給(パ-ジ)する場合に、空燃比用学習値およびエバポ用学習値の決定を精度よく行う。【解決手段】空燃比フィ-ドバック制御が、左バンク1Lについては酸素センサ13Lを利用して行われ、右バンク1Rについては酸素センサ1Rを利用して行われる。左右バンク共通の共通吸気通路3には、キャニスタ30から、パ-ジバルブ35を介してエバポガスが供給される。パ-ジバルブ35が閉じているとき、空燃比フィ-ドバック補正値に基づいて、左右バンクについての空燃比用学習値が個別に決定される。パ-ジバルブ35が開いているとき、空燃比フィ-ドバック補正値に基づいて、左右バンクについてのエバポ用学習値が個別に決定される。上記空燃比用とエバポ用の各学習値の決定は交互に行われるが、一方の学習値決定が左右バンクの両方について終了した後に、他方の学習値決定へと移行される。
請求項(抜粋):
多気筒エンジンにおける全気筒がそれぞれ1または2以上の気筒からなる複数の気筒群にあらかじめ分類されて、該各気筒群毎に個々独立して設けた空燃比センサで検出される実際の空燃比が所定空燃比となるように該各気筒群に供給する燃料量を個々独立してフィ-ドバック制御するようにしたエンジンの空燃比制御装置において、前記各気筒群に共通の共通吸気通路に対してエバポガスを供給するためのエバポガス供給手段と、前記共通吸気通路に対するエバポガスの供給が停止されている状態で、前記空燃比センサの出力に基づいて得られる実際の空燃比と前記所定燃比とのずれに基づいて、各気筒群毎に個々独立して空燃比の学習値を決定する空燃比用学習値決定手段と、前記エバポガス供給手段によって前記共通吸気通路に対するエバポガスの供給が行われている状態で、前記空燃比センサの出力に基づいて得られる実際の空燃比と前記所定燃比とのずれに基づいて、各気筒群毎にエバポガス濃度の学習値を個々独立して決定するエバポ用学習値決定手段と、を備え、前記前記空燃比用学習値とエバポ用学習値とのうちいずれか一方の学習値が全ての気筒群について決定された後に、他方の学習値の決定が行われるようにされている、ことを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/02 301 ,  F02D 41/14 310 ,  F02M 25/08 301
FI (3件):
F02D 41/02 301 J ,  F02D 41/14 310 C ,  F02M 25/08 301 J
Fターム (15件):
3G301HA08 ,  3G301HA14 ,  3G301JA00 ,  3G301KA07 ,  3G301LB00 ,  3G301MA01 ,  3G301ND22 ,  3G301ND23 ,  3G301ND25 ,  3G301PB09A ,  3G301PB09Z ,  3G301PD03A ,  3G301PD03Z ,  3G301PE08Z ,  3G301PF11Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 内燃機関の出力制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-042160   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 内燃機関の蒸発燃料処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-307614   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特開平4-027751
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