特許
J-GLOBAL ID:200903008419183780

液体吐出ヘッドの検査方法及び製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 梶 良之 ,  須原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-064693
公開番号(公開出願番号):特開2008-221686
出願日: 2007年03月14日
公開日(公表日): 2008年09月25日
要約:
【課題】圧電アクチュエータの絶縁層にクラックが発生しているか否かを検出する。【解決手段】圧電層が圧力室の内壁となっている個別インク流路にインクを充填する(S16)。インクのpHが圧電層の等電点に対応したpHよりも大きい場合には、流路ユニットの電位が共通電極の電位より高くなるように両者間に電圧を印加し、インクのpHが圧電層の等電点に対応したpHよりも小さい場合には、流路ユニットの電位が共通電極の電位より低くなるように両者間に電圧を印加して、両者間の電気特性値を測定する(S17〜S19)。そして、抵抗値がしきい値以上のものを選んで(S20)、それ以外を破棄する(S21)。【選択図】図9
請求項(抜粋):
一表面に開口する圧力室を経てノズルに至る個別液体流路が形成された導電性を有する流路ユニットと、前記圧力室の開口を塞ぐように前記一表面に固定された絶縁層、前記絶縁層上に形成されて前記圧力室と対向する第1電極、前記第1電極上に形成された圧電層、及び、前記圧電層上に形成されて前記圧力室と対向する第2電極を有し、前記圧力室内の液体に圧力を付与する圧電アクチュエータとを備えた液体吐出ヘッドの検査方法において、 前記流路ユニットの前記個別液体流路を、導電性を有する液体で充填する充填工程と、 液体のpHが前記絶縁層の等電点に対応したpHより大きい場合には前記流路ユニットの電位が前記第1電極の電位よりも高くなり且つ液体のpHが前記絶縁層の等電点に対応したpHより小さい場合には前記流路ユニットの電位が前記第1電極の電位よりも低くなるように、前記流路ユニットと前記第1電極との間に電圧を印加して、前記流路ユニットと前記第1電極との間の電気特性値を測定する測定工程とを備えていることを特徴とする液体吐出ヘッドの検査方法。
IPC (1件):
B41J 2/16
FI (1件):
B41J3/04 103H
Fターム (4件):
2C057AF93 ,  2C057AP14 ,  2C057AP82 ,  2C057BA14
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る