特許
J-GLOBAL ID:200903008465736123

電動式後輪操舵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-007763
公開番号(公開出願番号):特開平10-203399
出願日: 1997年01月20日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 電動式後輪操舵装置において、制御線が断線したり、コネクタ外れがあっても、制動電流によって電動モータが確実に制動されるようにする。【解決手段】 マイクロコンピュータ31は、3相電流出力回路32を制御し、制御線54a〜54cを介して電動モータのコイル22au,22av,22awに3相交流電流を流して同モータを回転させる。また、マイクロコンピュータ31は、後輪の操舵制御の正常及び異常を表す信号をパイロット信号出力回路33に供給する。パイロット信号出力回路33は、前記信号に応じて、ロー又はハイレベルのパイロット信号をパイロット信号線56を介して制動制御回路41に供給し、前記3相交流信号の通電を許容し又はコイル22au,22awに直流を流す。また、断線、コネクタ外れにより、パイロット信号線56が浮いた状態のとき、制動制御回路41はコイル22au,22awに直流を流す。
請求項(抜粋):
車両の後輪を操舵するための後輪操舵機構内に組み込まれて回転により後輪を操舵する電動モータと、後輪の操舵制御の正常時に前記電動モータを回転させるための回転駆動電流を制御線を介して同モータに流して後輪の操舵を制御するとともに後輪の操舵制御の異常時に前記回転駆動電流を前記制御線を介して前記電動モータへ流すことを停止する操舵制御ユニットとを有する電動式後輪操舵装置において、前記操舵制御ユニット内に設けられて後輪の操舵制御の正常及び異常を表すパイロット信号を同操舵制御ユニットに接続されたパイロット信号線を介して出力するパイロット信号出力回路と、前記パイロット信号線に接続されて前記パイロット信号が後輪の操舵制御の正常を表しているとき前記回転駆動電流を電動モータに流すことを許容するとともに前記パイロット信号が後輪の操舵制御の異常を表しているとき又は前記パイロット信号を入力しないとき前記電動モータへ同モータを制動するための制動電流を流す制動制御回路とを備えたことを特徴とする電動式後輪操舵装置。
IPC (3件):
B62D 7/14 ,  B62D 5/04 ,  B62D 6/00
FI (3件):
B62D 7/14 A ,  B62D 5/04 ,  B62D 6/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 車両の後輪操舵装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-104152   出願人:日本電装株式会社
  • 車輌の操舵制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-019321   出願人:アイシン精機株式会社
  • 特開平4-027665

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