特許
J-GLOBAL ID:200903008535412460

安全な電子トランザクションプロセスおよび対応するシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外7名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-534103
公開番号(公開出願番号):特表2003-516568
出願日: 2000年10月25日
公開日(公表日): 2003年05月13日
要約:
【要約】本発明は、安全な電子トランザクションプロセスおよびシステムに関する。該トランザクションは、物体と端末との間において行われる。本発明によると、認証値が、物体内に書き入れられる。該認証値は、物体の識別子上に現れるデジタル署名である。各物体はまた、多様化された鍵を有する。該多様化された鍵は、識別子によって多様化された基礎鍵に基づいて生成される。故に、端末は、該識別子を認証でき、かつ、「借方記入が実際に行われた」ということをチェックできる。本発明は、電子支払に適用される。
請求項(抜粋):
ある量(M)によって借方記入されるべき物体(O)とこの借方記入を制御できかつ該借方記入が実際に行われたことをチェックできる端末(T)との間における安全な電子トランザクションプロセスであって、 このプロセスは、 A)全てのトランザクションの前に、 - ある識別子(i)によって定義される各物体に対して、認証値(VA)が計算され、該認証値は、物体(i)の識別子に適用可能なデジタル署名であり、この署名は、プライベート鍵(SAUT)を使用して生成され、かつ、公開鍵(PAUT)に基づいてチェックされることができ、そして、この認証値(VA)は、物体(O)へ書き入れられ、 - 公開認証鍵(PAUT)が、各端末(T)へ入力され、 - 各物体(O)に対して、多様化された鍵(ki)が、基礎鍵を使用して多様化アルゴリズム(fKM)を物体の識別子(i)に適用することによって、基礎鍵(KM)に基づいて決定され、かつ、この多様化された鍵(ki)は、物体(O)へ入力され、 B)各トランザクションに対して、 - 借方記入されるべき物体(O)が、該物体の識別子(i)を、認証値(VA)と共に、端末(T)へ送り、 - 端末(T)が、公開認証鍵(PAUT(VA)=i)を使用して、認証値(VA)に適用される暗号計算を行い、 - 端末(T)が、トランザクションの量およびパラメータ(M,j,n)を、物体(O)へ送り、 - 物体(O)が、前記量(M)によって借方記入され、かつ、トランザクションの量(M)およびパラメータに適用される秘密鍵として多様化された鍵(ki)を伴う暗号関数(Fki)を使用してこの借方記入の証明を計算し、かつ、この証明(Fki(M,j,n))を端末(T)へ送信し、 - 端末(T)が、物体(O)の識別子(i)に適用される秘密鍵として基礎鍵(KM)を使用する暗号関数(fKM)を使用して物体の多様化された鍵(ki)を計算し(ki=fKM(i))、かつ、この多様化された鍵を使用して借方記入の証明(Fki(M,j,n))を確認する ことを特徴とするプロセス。
IPC (3件):
G06F 17/60 432 ,  G06F 17/60 414 ,  H04L 9/32
FI (3件):
G06F 17/60 432 A ,  G06F 17/60 414 ,  H04L 9/00 675 B
Fターム (4件):
5J104AA09 ,  5J104KA05 ,  5J104PA10 ,  5J104PA12
引用特許:
審査官引用 (8件)
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