特許
J-GLOBAL ID:200903008682777962

ウエビング巻取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-202970
公開番号(公開出願番号):特開2004-042782
出願日: 2002年07月11日
公開日(公表日): 2004年02月12日
要約:
【課題】原動側回転体とイナーシャルプレート等の回転体との間に相対回転を生じさせ、確実に原動側回転体の回転を従動軸に伝えて、駆動手段の駆動力でウエビングベルトの巻き取りを行なえるウエビング巻取装置を得る。【解決手段】出力軸50の回転がギヤ56、62を介してギヤ72に回転が伝えられると、シャフト74周りに回転しつつギヤ62周りに下方へ回動する。この状態でシャフト74の回転力がギヤ72の自重、ウエート76の重量に基づく重力及び、ギヤ62周りのギヤ72の回転力の合力が引っ張りコイルスプリング78の付勢力を上回ると、フレーム64をシャフト70周りに回動させ、ブレーキ片80を摩擦リング170に摺接させる。このときにブレーキ片80と摩擦リング170との間で生じる摩擦が、摩擦リング170と一体の回転盤140の回転を規制し、外歯ギヤ102と回転盤140との間で相対回転を生じさせる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
巻取軸が自らの軸周り一方の巻取方向へ回転することで、乗員の身体に対する装着状態で前記乗員の身体を拘束する長尺帯状のウエビングベルトを基端側から巻取軸に巻き取って収納すると共に、当該収納状態で前記ウエビングベルトを先端側へ引っ張ることで、前記巻取方向とは反対の引出方向へ前記巻取軸が回転しつつ前記巻取軸に巻き取られた前記ウエビングベルトが引き出されるウエビング巻取装置であって、 前記巻取軸へ同軸的且つ一体的に連結された従動軸と、 前記従動軸に対して同軸的に相対回転可能に設けられた略リング状の原動側回転体と、 前記原動側回転体及び前記従動軸の双方に対して同軸的に相対回転可能な回転部材と、 前記原動側回転体に取り付けられ前記原動側回転体と共に回転し、且つ、前記原動側回転体の回転方向側に前記回転部材を付勢する付勢部材と、 前記回転部材の前記原動側回転体に対する相対回転に連動して前記原動側回転体と前記従動軸とを機械的に連結し、前記原動側回転体の回転を前記従動軸に伝える連結部材と、 出力軸が前記原動側回転体に直接或いは前記出力軸の回転力を受けて回転する回転伝達手段を介して間接的に接続され、自らの駆動力により前記出力軸を回転させる駆動手段と、 前記出力軸の回転に連動して前記回転部材に対し摩擦力を付与し、前記回転部材の回転を妨げるブレーキ手段と、 を備えることを特徴とするウエビング巻取装置。
IPC (1件):
B60R22/48
FI (1件):
B60R22/48 B
Fターム (1件):
3D018PA01
引用特許:
審査官引用 (4件)
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