特許
J-GLOBAL ID:200903008782424404
Si系アルミニウム合金の陽極酸化処理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
下田 容一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-319462
公開番号(公開出願番号):特開2000-144491
出願日: 1998年11月10日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】 ?@孔径の大きな多孔被膜を得ること、?ASiが存在しても平坦な酸化膜を得ることのできるSi系アルミニウム合金の陽極酸化処理方法を提供する。【解決手段】 図(a)はAC8Cアルミニウム合金鋳物の断面図であり、母材10はアルミニウム11に右から左へSi粒12,13,14が分散しているとする。図(b)は陽極酸化処理後の状態を示し、ふっ化カリウムの腐食作用で母材10の表皮が溶解し、Si粒12,13が露出する。これらSi粒12,13,14がふっ化カリウムの作用で溶解して、小さくなり、この結果、Si粒12,13,14が存在するにも拘らず、酸化膜16が良好に成長する。この結果、酸化膜16の上端は揃うため、面粗度は小さくなり、膜厚はほぼ一定となる。電解液にはりん酸ナトリウムを含むため、孔径dは十分に大きくなる。
請求項(抜粋):
Siを含むアルミニウム合金に、電解液を用いて所定温度で、所定電圧を印加して陽極酸化膜を生成させる処理方法において、前記電解液に、1リットル当り0.2〜0.4モルのりん酸塩並びに1リットル当り0.1〜0.5モルのふっ化物を混合したことを特徴とするSi系アルミニウム合金の陽極酸化処理方法。
IPC (3件):
C25D 11/04 308
, C25D 11/04 101
, C25D 11/08
FI (3件):
C25D 11/04 308
, C25D 11/04 101 H
, C25D 11/08
引用特許:
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