特許
J-GLOBAL ID:200903008786540948

多機能型減衰装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-034136
公開番号(公開出願番号):特開2000-257666
出願日: 1999年02月12日
公開日(公表日): 2000年09月19日
要約:
【要約】【課題】 免震構造物の減衰装置であり、ロック機能、及び原点へ復帰させる復元機能も併せ持つ多機能型減衰装置を提供する。【解決手段】 油圧シリンダと、その中に内蔵されたピストンとで本体が構成され、油圧制御回路を備えた構成で、前記ピストンは、前後の油室を連通させる油通路を備え、前記油通路に開閉弁が設置され、その開閉制御する手段が設けられている。前記シリンダにおける前記ピストンの前後の油室に主油路が接続され、この主油路に主開閉弁が設置され、開閉制御する手段が設けられている。前記油圧制御回路は、ピストンの油通路の開閉弁を全開とし、主油路の主開閉弁を全閉として減衰機能状態、又はピストンの油通路の開閉弁を全閉とし、主油路の主開閉弁を全開とした原点復帰機能状態、若しくはピストンの油通路の開閉弁を全閉とし、主油路の主開閉弁も全閉としたロック機能状態で働く構成である。
請求項(抜粋):
免震構造物の免震層に設置され、減衰機能又は原点復帰機能若しくはロック機能をそれぞれ働く多機能型減衰装置であって、油圧シリンダと、その中に内蔵されたピストン及びそのピストンロッドとで本体が構成され、その油圧制御回路を備えた構成であり、前記油圧シリンダが免震層を構成する一方の構造と連結され、前記ピストンロッドが他方の構造と連結して設置されること、前記ピストンは、その前後の油室を連通させる油通路を備え、前記油通路には該通路を開閉する開閉弁が設置され、前記開閉弁を開閉制御する手段が設けられていること、前記油圧シリンダにおける前記ピストンの前後の油室に、油圧ポンプからの油圧を供給し又は排除する主油路が接続され、この主油路に主開閉弁が設置され、前記主開閉弁を開閉制御する手段が設けられていること、前記油圧制御回路は、ピストンの油通路の開閉弁を全開とし、主油路の主開閉弁を全閉とした減衰機能状態、又はピストンの油通路の開閉弁を全閉とし、主油路の主開閉弁を全開とした原点復帰機能状態、若しくはピストンの油通路の開閉弁を全閉とし、主油路の主開閉弁も全閉としたロック機能状態で働く構成であることを特徴とする、多機能型減衰装置。
IPC (5件):
F16F 15/02 ,  E04H 9/02 311 ,  F15B 11/08 ,  F16F 9/16 ,  F16F 9/56
FI (6件):
F16F 15/02 A ,  F16F 15/02 G ,  E04H 9/02 311 ,  F15B 11/08 Z ,  F16F 9/16 ,  F16F 9/32 F
Fターム (17件):
3H089CC01 ,  3H089CC02 ,  3H089DB46 ,  3H089DB54 ,  3H089GG02 ,  3H089JJ20 ,  3J048AA02 ,  3J048AC04 ,  3J048AD20 ,  3J048BE03 ,  3J048CB30 ,  3J048DA04 ,  3J048EA38 ,  3J069AA18 ,  3J069DD16 ,  3J069EE01 ,  3J069EE80
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 建物の制振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-043334   出願人:石川島播磨重工業株式会社
  • シリンダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-022083   出願人:カヤバ工業株式会社
  • バックドアの開閉制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-144786   出願人:カヤバ工業株式会社
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審査官引用 (4件)
  • 建物の制振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-043334   出願人:石川島播磨重工業株式会社
  • シリンダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-022083   出願人:カヤバ工業株式会社
  • バックドアの開閉制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-144786   出願人:カヤバ工業株式会社
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