特許
J-GLOBAL ID:200903008897502069

複合クラッチ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-121471
公開番号(公開出願番号):特開2000-310260
出願日: 1999年04月28日
公開日(公表日): 2000年11月07日
要約:
【要約】【課題】 細かな締結力の調整が可能なすべり制御型クラッチの機能を確保しつつ、入出力要素間を継続的に締結させるために必要なエネルギを軽減させる。【解決手段】 複合クラッチ装置は、入出力要素11,12間での動力伝達を多板クラッチ1のプレート3,4を押圧することによって生じる摩擦力で行い、入出力要素11,12間の締結に際しては、多板クラッチ1をローラクラッチ2よりも先に締結させるから、入出力要素11,12間の締結はこれら要素11,12間を継続的に締結するために必要なエネルギが小さく済むローラクラッチ2によって行われ、プレート3,4を押圧するために大きなエネルギを必要とする多板クラッチ1の締結は、ローラクラッチ2の締結が完了するまでの短時間でよい。このため、細かな締結力の調整が可能な多板クラッチ1の機能を確保しつつ、入出力要素11,12間を継続的に締結させるために必要なエネルギを軽減できる。
請求項(抜粋):
入出力要素それぞれに摩擦部材を有し、これら入出力要素間の締結に際しては、摩擦部材を押圧し該摩擦部材間に生じるすべり摩擦力を締結力とするすべり制御型クラッチを具えるクラッチ装置において、入出力要素間に回転体が介在し、これら入出力要素間の締結に際しては、前記回転体が前記入出力要素間に形成されたクサビ形状部に押し込まれることによって生じるクサビ力を締結力とするクサビ力制御型クラッチを付加して具え、前記クサビ力制御型クラッチを前記すべり制御型クラッチと並列に配置し、入出力要素間の締結に際しては、前記すべり制御型クラッチを前記クサビ力制御型クラッチよりも先に締結させるようにしたことを特徴とする複合クラッチ装置。
IPC (3件):
F16D 47/04 ,  F16D 25/0638 ,  F16D 41/06
FI (3件):
F16D 47/04 ,  F16D 41/06 D ,  F16D 25/063 K
Fターム (10件):
3J057AA01 ,  3J057AA09 ,  3J057BB04 ,  3J057GA80 ,  3J057GB13 ,  3J057GB14 ,  3J057GB19 ,  3J057GB36 ,  3J057GC08 ,  3J057GE20
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 回転伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-349686   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 回転伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-028001   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • バックトルクリミッター付クラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-263520   出願人:ヤマハ発動機株式会社
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審査官引用 (4件)
  • 回転伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-349686   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 回転伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-028001   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • バックトルクリミッター付クラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-263520   出願人:ヤマハ発動機株式会社
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