特許
J-GLOBAL ID:200903008934616118
トナー用バインダー樹脂及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
市川 理吉
, 市川 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-124479
公開番号(公開出願番号):特開2006-301390
出願日: 2005年04月22日
公開日(公表日): 2006年11月02日
要約:
【課題】付加重合系樹脂と縮重合系樹脂との相溶性を維持しつつ、耐ブロッキング性及びトナーを製造する際の粉砕性を悪化させることなく、かつ残存モノマーによる不快な臭気の無い、低温定着性と耐高温オフセット性との両方を満足した乾式用バインダー樹脂の提供。【解決手段】不飽和ポリエステル樹脂(A)とビニル系ポリマー(B')とよりなる、トナー用バインダー樹脂(D)の製造方法であって、α、β-不飽和ジカルボン酸を含有する不飽和ポリエステル樹脂(A)の存在下、多官能重合開始剤(C)によりビニル系モノマー(B)を反応温度(Tr1)で重合して、ビニル系モノマー(B)のビニル系ポリマー(B')への転化率を50%以上とし、次に、反応温度(Tr2)で、未反応ビニル系モノマー(B)を重合し、ビニル系モノマー(B)のビニル系ポリマー(B')への転化率を98%以上とする、トナー用バインダー樹脂(D)の製造方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
不飽和ポリエステル樹脂(A)とビニル系ポリマー(B')とよりなる、トナー用バ
インダー樹脂(D)の製造方法であって、
α、β-不飽和ジカルボン酸を含有する不飽和ポリエステル樹脂(A)の存在下
、多官能重合開始剤(C)によりビニル系モノマー(B)を、下式(1)を満足する反応
温度(Tr1)で重合して、ビニル系モノマー(B)のビニル系ポリマー(B')への転
化率を50%以上とし、
次に、下式(2)を満足する反応温度(Tr2)で、未反応ビニル系モノマー(B)を
重合し、ビニル系モノマー(B)のビニル系ポリマー(B')への転化率を98%以上
とすることを特徴とする、トナー用バインダー樹脂(D)の製造方法。
式(1) Th-30 < Tr1 ≦ Th+10
式(2) Th+10 < Tr2 <200
[式中、Thは多官能重合開始剤(C)の10時間半減期温度、Tr1、Tr2は、第1工程
及び第2工程の反応温度を示す]
IPC (1件):
FI (4件):
G03G9/08 321
, G03G9/08 381
, G03G9/08 325
, G03G9/08 331
Fターム (9件):
2H005AA01
, 2H005AB02
, 2H005CA04
, 2H005CA08
, 2H005CA17
, 2H005CA18
, 2H005EA06
, 2H005EA07
, 2H005EA10
引用特許:
出願人引用 (10件)
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特開昭54-114245号公報
-
結着樹脂及び静電像現像用トナー
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-212173
出願人:花王株式会社
-
特開昭56-116043号公報
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審査官引用 (1件)
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