特許
J-GLOBAL ID:200903008985191588

タイプレート式レール締結装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-257077
公開番号(公開出願番号):特開2001-081704
出願日: 1999年09月10日
公開日(公表日): 2001年03月27日
要約:
【要約】【課題】 レール締結装置おいて使用部材に劣化・損傷をもたらすことなくレール高低調整範囲を従来より拡大すること。【解決手段】 レール底部13の置かれる左右の位置にレール11にかかった横圧力を受け止めるショルダー2を設けたタイプレート1を用い、左右ショルダー2の間にレール高低調整用の調整パッキンを挿入しレール11の高さを設定する。これによりレールにかかった横圧はレール11を高くしていっても板ばね4にはかからず板ばね折損の問題はなくなる。また左右の足の高さの異なる補助ばね5を用いることにより、レール11の高さを変えても締結用ナット7には常に締結用ボトル6の軸方向の力のみがかかり締結用ボルトに過大な曲げ応力を加えないようにしているので折損の問題がなくなる。
請求項(抜粋):
次の各手段を有することを特徴とするタイプレート式レール締結装置。(イ)レールとまくらぎの間に設置されるものであって、レール底部がかかる幅の左右に、レール頭部が受けてレール底部に伝達される横圧力を受け止めるショルダーが、必要とするレール扛上量に対応した高さで、レールの長さ方向に沿って、板ばね幅が入る間隔を置いた2箇所に隆起形成され、その間隔部には締結ボルトが貫通し得る左右長穴を有し、且つ装着される板ばねのばね尻がレールの左右方向に移動するのを防止するためのばね尻受け凹部が形成されている鋼鉄製のタイプレート(ロ)横断面が湾曲横U字状で、U字の尻部分が下方へ曲がり、U字開口部の下端側はレール底部を抑えるクランク形状であり、横U字の上下を締結用ボルトが貫通し得る左右長穴を有する金属製の板ばね(ハ)締結用のナットと板ばねの間に入れられるものであって、締結用ボルトが貫通しうる長穴を有し、平面上に置いた場合に上面が長穴の長手方向に傾斜するような足部が長穴長手方向の前方下部および後方下部の少なくとも一方に設けられている金属製板状の補助ばね(ニ)まくらぎの、前記タイプレート設置位置に植設され、装着される前記タイプレート、板ばねおよび補助ばねの長穴を貫通することになる締結用ボルト(ホ)前記締結用ボルトにねじ込んで締め付ける締結用ナット
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • レール締結装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-054803   出願人:東日本旅客鉄道株式会社

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