特許
J-GLOBAL ID:200903009112317581

PWMインバータ装置およびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉岡 宏嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-049863
公開番号(公開出願番号):特開2001-238457
出願日: 2000年02月25日
公開日(公表日): 2001年08月31日
要約:
【要約】【課題】 複数のPWMモードの組合せにより出力電圧0から電圧利用率最大となる出力電圧領域までを連続制御するPWMインバータ装置において、全運転領域で出力電流に定常的な脈流を発生させず、高速での再力行時などの過渡時にも出力電流を乱さない手段を備えたPWMインバータ装置を提供する。【解決手段】 高出力電圧領域を制御するPWMモードとして、非同期PWMモードの一種である非同期過変調モード1と同期PWMモード2の2種類を備え、出力電圧の基本周波数と出力電圧指令とに応じて一方のパルスパターンを選択する手段3を備える。基本周波数が所定値より低いときは、同期PWMモードのパルスパターンS2を選択し、通常加速減速時の出力電圧を安定させる。基本周波数が所定値より高いときは、非同期過変調モードのパルスパターンS1を選択し、PWMモードの切り換えを無くし、出力電流に跳ねが発生することを防止する。
請求項(抜粋):
パルス幅変調により直流電圧を交流電圧に変換するPWMインバータを含むPWMインバータ装置において、低出力電圧領域では両極性パルスにより電圧を制御する非同期バイポーラ変調モードとなり高出力電圧領域では出力電圧基本波のピーク近傍で基本波と同じ極性で基本波ゼロクロス近傍の電圧パルスに比べ幅の広い電圧パルスパターンを出力する非同期過変調モードとなる非同期PWMモードパルスパターン発生手段と、高出力電圧領域で出力電圧基本波の所定の位相で出力電圧のパルスパターンを変化させる同期PWMモードとなる同期PWMモードパルスパターン発生手段と、所定の出力電圧指令の範囲における出力電圧基本波の周波数と出力電圧指令とに応じて前記非同期バイポーラ変調モードと前記同期PWMモードまたは前記非同期過変調モードとのいずれかのパルスパターンを選択し前記PWMインバータを遷移させるパルスパターン選択手段とを備えたことを特徴とするPWMインバータ装置。
Fターム (8件):
5H007AA04 ,  5H007BB06 ,  5H007DA06 ,  5H007DB01 ,  5H007DB05 ,  5H007DB12 ,  5H007EA03 ,  5H007EA16
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 電力変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-118157   出願人:株式会社日立製作所
  • パルス幅変調インバータ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-062987   出願人:株式会社日立製作所
  • 電力変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-052807   出願人:株式会社東芝
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審査官引用 (5件)
  • パルス幅変調インバータ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-062987   出願人:株式会社日立製作所
  • 電力変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-118157   出願人:株式会社日立製作所
  • 電力変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-312924   出願人:株式会社日立製作所
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