特許
J-GLOBAL ID:200903009132125743

置換金めっき浴

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-137957
公開番号(公開出願番号):特開平10-317157
出願日: 1997年05月14日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 劣化の少ない非シアンの置換金めっき浴を提供する。【解決手段】 この置換金めっき浴は、金の供給源として亜硫酸金、塩化金、チオ硫酸金及びメルカプトカルボン酸類の金錯体又はそれらの金化合物のアルカリ金属塩若しくはアンモニウム塩から選ばれた非シアンの金化合物の1種又は2種以上を含有し、金の安定化錯化剤としてメルカプトカルボン酸類又はそれらのアルカリ金属塩若しくはアンモニウム塩から選ばれた1種又は2種以上を含有し、さらにニッケルイオンの隠蔽錯化剤としてオキシカルボン酸若しくは多価カルボン酸若しくはそれらのアルカリ金属塩若しくはアンモニウム塩及び(又は)アミンカルボン酸若しくはそれらのアルカリ金属塩若しくはアンモニウム塩から選ばれた錯化剤の1種又は2種以上を添加してなることを特徴とする。
請求項(抜粋):
金の供給源として亜硫酸金、塩化金、チオ硫酸金及び下記一般式(A)で表されるメルカプトカルボン酸の金錯体又はそれらの金化合物のアルカリ金属塩若しくはアンモニウム塩から選ばれた非シアンの金化合物1種又は2種以上を含有し、金の安定化錯化剤として下記一般式(A)で表されるメルカプトカルボン酸又はそれらのアルカリ金属塩若しくはアンモニウム塩から選ばれた1種又は2種以上を含有し、さらにニッケルイオンの隠蔽錯化剤として下記一般式(B)で表されるオキシカルボン酸若しくは多価カルボン酸若しくはそれらのアルカリ金属塩若しくはアンモニウム塩及び(又は)一般式(C)で表されるアミンカルボン酸又はそれらのアルカリ金属塩若しくはアンモニウム塩から選ばれた錯化剤の1種又は2種以上を添加してなることを特徴とする非シアンの置換型無電解金めっき浴:・一般式(A)【化1】[ここで、Xは-H、-NH2 又は-NH-CO-CH3 を表し、Yは-H又は-COOHを表す。ただし、X及びYが同時に-Hであることはない。]で表されるメルカプトカルボン酸、・一般式(B)【化2】[ここで、Rは単結合又はC1 〜C4 アルキレン基を表わし、該Rの水素は、その半数までの範囲で、任意の位置でヒドロキシル基及び(又は)カルボキシル基により置換されていてよい。Xは水素(ただし、Rが単結合の場合は除く。)、カルボキシル基又はCH2 OH基を表わす。]で表されるオキシカルボン酸若しくは多価カルボン酸、・一般式(C)【化3】[ここで、Xは-CH2 COOH又は-C2 H4 COOHを表し、Yは-CH2COOH若しくは-C2 H4 COOH又は-CH2 OHを表し、Zは-CH2 COOH若しくは-C2 H4 COOH又は-CH2 OH又は水素を表す。Aは単結合、-CH(0H)-又は-CH2 -N(CH2 COOH)-CH2 -を表し、Bは水素を表すか又はAが単結合の場合にはB同志がメチレン基を介して結合して飽和6員環を形成してもよい。]で表されるアミンカルボン酸。
引用特許:
審査官引用 (6件)
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