特許
J-GLOBAL ID:200903009329684736

転がり支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 森 哲也 ,  内藤 嘉昭 ,  崔 秀▲てつ▼
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-119924
公開番号(公開出願番号):特開2006-299313
出願日: 2005年04月18日
公開日(公表日): 2006年11月02日
要約:
【課題】 圧延機用転がり軸受のように、高負荷下及び高面圧下で且つ異物混入下で使用される転がり支持装置の転がり疲れ寿命を長くする。【解決手段】 内輪1、外輪2、及びころ3の少なくとも一つを、C:0.1〜0.6%、Cr:0.3〜2.0質量%、Si:0.1〜0.6質量%、Mn:0.3〜2.0質量%、Mo:2.0質量%以下、Ni:5.0質量%以下、O:12ppm以下、残部:Fe及び不可避不純物である鋼からなる素材を所定形状に加工した後、表面硬化熱処理を含む熱処理を施して作製する。そして、その転がり面1A,2A,3Aをなす表層部は、γR を20〜45体積%とし、その芯部は、1mm2 当たりに存在する旧オーステナイト結晶粒の平均粒径を30μm以下で且つ60μm以上の旧オーステナイト結晶粒を5個以下とし、硬さをHv330以上とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
互いに対向配置される軌道面を有する第一部材及び第二部材と、前記第一部材及び前記第二部材の間に転動自在に配設され、前記軌道面に対する転動面を有する転動体と、を備え、前記転動体が転動することにより、前記第一部材及び前記第二部材のうち一方が他方に対して相対運動する転がり支持装置において、 前記第一部材、前記第二部材、及び前記転動体のうち少なくとも一つは、 鋼からなる素材を所定形状に加工した後、熱処理が施されて得られ、 その転がり面をなす表層部は、残留オーステナイト量が20体積%以上45体積%以下となっているとともに、 その芯部は、1mm2 当たりに存在する旧オーステナイト結晶粒の平均粒径が30μm以下で、1mm2 当たりに存在する60μm以上の旧オーステナイト結晶粒が5個以下で、硬さがHv330以上となっていることを特徴とする転がり支持装置。
IPC (10件):
C22C 38/00 ,  F16C 33/34 ,  F16C 33/62 ,  F16C 33/64 ,  C22C 38/58 ,  C21D 1/06 ,  C21D 9/40 ,  C21D 9/36 ,  C21D 9/28 ,  C21D 9/00
FI (10件):
C22C38/00 301Z ,  F16C33/34 ,  F16C33/62 ,  F16C33/64 ,  C22C38/58 ,  C21D1/06 A ,  C21D9/40 A ,  C21D9/36 ,  C21D9/28 A ,  C21D9/00 A
Fターム (25件):
3J101AA13 ,  3J101AA24 ,  3J101AA32 ,  3J101AA42 ,  3J101AA62 ,  3J101BA10 ,  3J101BA53 ,  3J101BA54 ,  3J101BA55 ,  3J101BA70 ,  3J101DA02 ,  3J101DA03 ,  3J101EA04 ,  3J101EA78 ,  3J101FA31 ,  3J101GA36 ,  4K042AA14 ,  4K042AA22 ,  4K042BA04 ,  4K042CA06 ,  4K042CA08 ,  4K042CA10 ,  4K042DA01 ,  4K042DA02 ,  4K042DA06
引用特許:
出願人引用 (4件)
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