特許
J-GLOBAL ID:200903009376885979

Al合金鋳造用の金型およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-317523
公開番号(公開出願番号):特開平11-151563
出願日: 1997年11月18日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 Al合金のダイカストや低圧鋳造に使用する金型の、Al合金溶湯による溶損を、表面処理によって、より効果的に防止する。【解決手段】 熱間工具鋼で製造した金型の溶湯に接する表面の、少なくとも溶損を受けるおそれのある部分に、厚さが5μm以上の保護層を形成する。この保護層はNb酸化物からなることが好ましい。 ただし、面積率にして30%以上をNb酸化物が占めていれば、残りはNi基またはCo基の耐熱合金の層であってもよい。 Nb酸化物の保護層は、プラズマ溶射、放電肉盛またはPVDによりNbまたはNbCの被膜を形成し、それを酸化処理して形成することができる。 Nb酸化物とNi基またはCo基の耐熱合金とからなる保護層を設けるには、NbまたはNbCの粉末とNi基またはCo基の耐熱合金の粉末との混合粉末をプラズマ溶射し、形成された溶射被膜をを酸化処理すればよい。
請求項(抜粋):
Al合金鋳造用の金型であって、熱間工具鋼を材料とし、溶湯に接する表面の少なくとも溶損を受けるおそれのある部分を、厚さ5μm以上の保護層で被覆してなり、この被覆層の面積率にして30%以上をNb酸化物の層が占め、残りの面積率をNi基またはCo基の耐熱合金の層が占めていることを特徴とする金型。
IPC (3件):
B22D 17/22 ,  B22C 9/06 ,  B22D 21/04
FI (3件):
B22D 17/22 B ,  B22C 9/06 Q ,  B22D 21/04 A
引用特許:
審査官引用 (12件)
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