特許
J-GLOBAL ID:200903009377170540

心臓ペーシング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-159626
公開番号(公開出願番号):特開平10-052507
出願日: 1997年06月17日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 捕捉の改善を行うための、且つしきい値レベルが変化したときに単に刺激電力を増大し又は植込みリードを取り換える必要性を伴うことなく刺激パルスの調整を容易に行うための、刺激パルスを一つ以上の選択された心臓場所へ操舵する装置を提供する。【解決手段】 心臓ペーシング装置は、心臓環境において、二つ以上の電極対に実質上同時のパルスを供給する。各成分パルスは結果として生じる複合パルスを目標の心臓場所に向けて操舵するために振幅、持続時間及び/又は位相に関して調整される。実施例においては、左心房のペーシングのためにパルスを操舵すること、多重室ペーシングのためにパルスを操舵すること、単一リードを使用して心房に浮動電極を配置し、心房パルスの特定の操舵によりVDDシステムの改善を与えること、心房及び/又は心室細動除去刺激の操舵された供給、並びに不整脈予防のための操舵された刺激、が含まれている。他の特定の実施例においては、操舵パルスシステムが捕捉検出、及び操舵パラメータの自動調整と組み合わされる。
請求項(抜粋):
少なくとも患者の左心房におけるペーシングのための心臓ペーシング装置であって、患者の左心房におけるペーシングのための多電極リードであって、前記の多電極リードが遠位端部並びにこの遠位端部の近くに配置された少なくとも二つの能動電極及び一つの共通電極を有しており、前記の電極が所定の幾何的配置により互いに隔置されており、前記の多電極リードがパルス発生器に接続するための近位端部並びにそれぞれの電極を前記の近位端部に接続するそれぞれの導線を有している、前記の多電極リード、少なくとも二つのパルス出力を発生して、前記のパルス出力の第1のパルス出力を前記の能動電極の第1の能動電極と前記の共通電極との間に供給し、且つ前記のパルス出力の第2のパルス出力を前記の能動電極の第2の能動電極と前記の共通電極との間に供給するためのパルス発生器手段であって、前記のパルス出力が大きさ、極性及び位相パラメータを有している、前記のパルス発生器手段、前記のパルスパラメータの少なくとも一つに関して前記のパルス出力のそれぞれを制御するための制御手段、並びに前記の多電極リード遠位端部が患者の左心房に配置されたときに有効な場所への複合操舵パルスの供給を操舵するためのパルスを発生するように各パルス出力に対して前記の少なくとも一つのパルスパラメータを選択するための操舵手段、を含んでいる心臓ペーシング装置。
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (6件)
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