特許
J-GLOBAL ID:200903009432049747

電力変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉武 賢次 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-179859
公開番号(公開出願番号):特開2002-374681
出願日: 2001年06月14日
公開日(公表日): 2002年12月26日
要約:
【要約】【課題】 大容量の交流負荷に電力供給を行う場合に、電力振動の影響が電力系統側の受電点に及ぶのを防止し、第1の電力変換器が安定した受電を行うこと。【解決手段】 負荷有効電力演算手段14は、入力した電流検出信号及び電流検出信号から負荷有効電力を演算し、その演算結果を直流電圧振動成分演算手段15に出力する。直流電圧振動成分演算手段15は、直流電圧振動成分VDCrを演算し、これを加算器16のマイナス側入力端子に出力する。加算器16は、電圧検出値VDCとこの直流電圧振動成分VDCrとの差である直流電圧の直流成分VDC0を、加算器8に出力する。したがって、加算器8から直流電圧制御手段9に出力される信号に振動成分は含まれず、また、直流電圧制御手段9が出力する有効電流指令値ip*にも振動成分は含まれない。それ故、受電点における受電電力が振動することもなく、第1の電力変換器3の交流側の電流高調波が増加することもなくなる。
請求項(抜粋):
自己消弧形スイッチング素子により構成され、交流電力系統からの交流電力を直流電力に変換する電圧形自励式の第1の電力変換器と、自己消弧形スイッチング素子により構成され、前記第1の電力変換器により変換された直流電力を交流電力に変換して交流負荷に出力する電圧形自励式の第2の電力変換器と、前記第1及び第2の電力変換器の各直流端子間に接続された直流コンデンサと、前記直流コンデンサに印加される直流電圧の検出値と、直流電圧指令値との偏差に基づき有効電流指令値を出力する直流電圧制御手段と、前記直流電圧制御手段からの有効電流指令値に基づき前記第1の電力変換器側の交流電圧指令値を出力する交流電流制御手段と、前記交流電流制御手段からの交流電圧指令値に基づきゲート信号を前記第1の電力変換器に出力するゲートパターン発生手段と、を備えた電力変換装置において、前記交流負荷の負荷電圧検出値及び負荷電流検出値から負荷有効電力を演算する負荷有効電力演算手段と、前記負荷有効電力演算手段が演算した負荷有効電力から、前記直流コンデンサに印加される直流電圧の振動成分を演算する直流電圧振動成分演算手段と、を備え、前記直流電圧制御手段は、前記直流電圧振動成分演算手段の演算した振動成分が補償された前記直流電圧の検出値と、直流電圧指令値との偏差に基づき前記負荷有効電流指令値を出力するものである、ことを特徴とする電力変換装置。
FI (2件):
H02M 7/48 R ,  H02M 7/48 E
Fターム (11件):
5H007AA08 ,  5H007BB02 ,  5H007CA03 ,  5H007CC12 ,  5H007DA04 ,  5H007DB02 ,  5H007DC02 ,  5H007DC03 ,  5H007DC05 ,  5H007EA05 ,  5H007FA04
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-245793
  • 電力変換器の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-199634   出願人:株式会社日立製作所
  • 交流電動機の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-043719   出願人:株式会社東芝
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