特許
J-GLOBAL ID:200903009490659326

V型内燃機関の吸排気弁駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-054362
公開番号(公開出願番号):特開平10-169421
出願日: 1997年03月10日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 環状ディスク17の偏心に伴うカムシャフト11の位相変化を左右のバンクで等しいものとする。【解決手段】 機関と同期回転する駆動軸2の外周に、気筒毎に分割した円筒状カムシャフト11が配設され、両者を連動させる環状ディスクの偏心位置に応じてカムシャフト11が不等速回転する。環状ディスクは制御ハウジング18により回転自在に保持される。制御ハウジング18は偏心ブッシュ30を介して固定シャフト25により揺動可能に支持され、制御シャフト26の偏心カム29によって偏心動作する。左右バンクで制御ハウジング18は対称に構成され、かつ左右の制御シャフト26は対称ではなく、同一方向に回転するので、カムシャフト11の位相変化が進み側もしくは遅れ側の同じ方向となる。
請求項(抜粋):
V型内燃機関の左右バンクのシリンダヘッドにそれぞれ設けられ、かつ機関の回転に同期して互いに同一方向に回転する駆動軸と、この駆動軸の外周に相対回転可能に嵌合し、かつ各気筒毎に分割されているとともに、吸気弁もしくは排気弁を駆動するカムを外周に有する円筒状のカムシャフトと、上記駆動軸と各カムシャフトとの間に介在し、かつ偏心時に両者が不等速回転となるように両者間で回転運動を伝達する環状ディスクと、この環状ディスクを回転自在に保持する制御ハウジングと、上記環状ディスクの回転中心が駆動軸中心から偏心するように上記制御ハウジングを所定の移動軌跡に沿って揺動させる偏心機構と、を備えてなるV型内燃機関の吸排気弁駆動制御装置において、上記偏心機構による環状ディスクの中心の移動軌跡が、左右バンクで互いにほぼ対称形をなし、かつ互いに逆方向に移動するように構成されていることを特徴とするV型内燃機関の吸排気弁駆動制御装置。
IPC (2件):
F01L 13/00 301 ,  F01L 1/04
FI (2件):
F01L 13/00 301 A ,  F01L 1/04 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る