特許
J-GLOBAL ID:200903009510410397

パワーユニットのマウンティング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-115061
公開番号(公開出願番号):特開平6-330980
出願日: 1993年05月17日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】 主液室の液密を保持するシート材等を省略し、可動部材から主液室内の非圧縮性流体への振動伝達を円滑に行って動ばね定数を常に的確に制御する。【構成】 エンジン2からの振動が入力される主液室20とダイヤフラム15にて容積変化が許容された副液室21とを隔壁16,17で区画し、その隔壁16,17の連通孔40内に微小な間隔Sを形成した状態で可動板41を配設したため、ボイスコイル39による可動板41の振動時には、主液室20及び副液室21内の非圧縮性流体が自己の粘性作用により間隔Sを流出入することが防止されて、両液室20,21間の液密が確保される。故に、液密保持のためのシート材等を必要とせず、このシート材等により可動板41の振動が妨げられる虞がなくなる。
請求項(抜粋):
車体とパワーユニットとの間に配設され、非圧縮性流体が封入されて前記パワーユニットからの入力振動により容積変化される主液室を有し、前記主液室の一側に配設した可動部材を前記入力振動に連動してアクチュエータにより振動させて、ばね定数を変更自在なパワーユニットのマウンティング装置において、隔壁を介して前記主液室に隣接して設けられ、非圧縮性流体が封入されるとともに容積変化を許容された副液室と、前記隔壁に前記主液室と前記副液室とを連通するように形成されて、内部に前記可動部材が前記主液室と前記副液室とを結ぶ方向に振動可能に、かつ、前記可動部材の外周との間に微小間隔を形成した状態で配設された連通孔とを具備することを特徴とするパワーユニットのマウンティング装置。
IPC (2件):
F16F 13/00 ,  B60K 5/12
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 自己伸縮型マウント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-290640   出願人:本田技研工業株式会社
  • 防振マウント装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-264556   出願人:倉敷化工株式会社

前のページに戻る