特許
J-GLOBAL ID:200903009531615673

インライン中性子モニタの計数率評価法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-308510
公開番号(公開出願番号):特開平6-160539
出願日: 1992年11月18日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】核燃料物質の同位体核種組成が既知の場合に、インライン中性子モニタの計数率から核燃料物質濃度の絶対値を評価するため、実機模擬校正装置により計数率と核燃料物質濃度の関係を核燃料物質の同位体核種組成比をパラメータとして正確に求めるインライン中性子モニタの計数率評価法を提供する。【構成】核燃料容器内の核燃料の状況を監視するインライン中性子モニタにおいて、実機核燃料容器体系を模した実機模擬校正装置1にて強度既知の中性子源4を配置して計数率測定値(CS M )を求めると共に、中性子束計算コードを用いた計算で前記中性子源配置における計数率計算値(CS C )、または中性子検出器位置の中性子束計算値(φS C )を求める。一方、実機核燃料容器体系に対して核燃料の組成、濃度、分布等既知の場合を想定して中性子束計算コードを用いた計算で計数率計算値(CL C )または中性子束計算値(φL C )を求め、(CS M /CS C )の関数と(CL C )との積、または(CS M S C )の関数と(φL C )との積として計数率(CL M )を求めることを特徴とする。
請求項(抜粋):
溶液系核燃料を収納する核燃料容器本体および当該核燃料から放出される中性子を計測して核燃料容器本体内に収納されている核燃料の濃度、分布等の状況を監視するインライン中性子モニタからなる核燃料容器体系において、核燃料容器本体内の核燃料を除く部分に対して核燃料容器体系を模擬した実機模擬校正装置と、当該実機模擬校正装置に強度既知の中性子源を配置して計数率測定値(CS M )を求めると共に、中性子束計算コードを用いた計算により前記中性子源配置における計数率計算値(CS C )、または中性子検出器位置の中性子束計算値(φS C )を求め、一方、実機核燃料容器体系に対して核燃料の組成、濃度、分布等既知の場合を想定して中性子束計算コードを用いた計算により前記計数率計算値(CL C )、または前記中性子束計算値(φL C )を求めて、(CS M /CS C )の関数と(CL C )との積、または(CS M S C )の関数と(φL C )との積として計数率(CL M )を求めることを特徴とするインライン中性子モニタの計数率評価法。
引用特許:
出願人引用 (8件)
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