特許
J-GLOBAL ID:200903009657021515

汚染土壌等の無害化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 岸本 瑛之助 ,  渡邊 彰 ,  日比 紀彦 ,  清末 康子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-163732
公開番号(公開出願番号):特開2004-008872
出願日: 2002年06月05日
公開日(公表日): 2004年01月15日
要約:
【解決手段】汚染土壌を水でスラリー化し、得られたスラリーを振動篩い12で湿式分級して小石や鉄等の異物を除去する。スラリーを乾燥機15で乾燥しついで過熱キルン17で加熱してダイオキシン類等の有機塩素化合物および水銀を蒸発または分解する。土壌をクーラ18で急冷して有機塩素化合物の再生成を防ぐ。乾燥および加熱工程で生じた排ガスを水で直接的にまたは間接的に冷却して凝縮させ、生じた凝縮水にダイオキシン類等の有機塩素化合物、SS分、水銀等を集める。【効果】汚染された土壌ないしは粉体を水でスラリー状にすることにより、土壌を解砕できると共に流動状態とすることができてハンドリングが容易となる。よって、後続の湿式分級での小石や金属などの異物の除去が容易になり、保管や搬送等の作業中における汚染土壌微粒子分の飛散が防止できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ダイオキシン類等の有機塩素化合物または水銀で汚染された土壌ないしは粉体を水でスラリー化し、得られたスラリーを湿式分級して小石や鉄等の異物を除去し、 スラリーを乾燥しついで加熱してダイオキシン類等の有機塩素化合物および水銀を蒸発または分解し、 土壌を急冷してダイオキシン類等の有機塩素化合物の再生成を防ぎ、 乾燥および加熱工程で生じた排ガスを水で直接的にまたは間接的に冷却して凝縮させ、生じた凝縮水にダイオキシン類等の有機塩素化合物、SS分、水銀等を集め、 凝縮水の少なくとも一部を濾過して沈殿水銀を除去し、その濾液をさらに濾過してダイオキシン類等の有機塩素化合物をSS分と共に除去し、濾過水を処理して溶解性水銀を除き、 処理水を加熱後の土壌に添加して土壌の急冷に利用するか、または急冷後の浄化土壌に添加して浄化土壌の含水率調整に利用し、 凝縮後の排ガスは土壌の乾燥および加熱工程へ循環する ことを特徴とする汚染土壌等の無害化方法。
IPC (8件):
B09C1/06 ,  A62D3/00 ,  B01D36/02 ,  B03B5/00 ,  B09C1/04 ,  C07B35/06 ,  C07B37/06 ,  C07D319/24
FI (10件):
B09B3/00 303P ,  A62D3/00 ,  B01D36/02 ,  B03B5/00 Z ,  C07B35/06 ,  C07B37/06 ,  C07D319/24 ,  B09B5/00 S ,  B01D53/34 134F ,  B01D53/34 136A
Fターム (33件):
2E191BA12 ,  2E191BB01 ,  2E191BD11 ,  4D002AA21 ,  4D002AA29 ,  4D002BA02 ,  4D002BA13 ,  4D002BA14 ,  4D002CA01 ,  4D002DA35 ,  4D002HA08 ,  4D004AA41 ,  4D004AB03 ,  4D004AB07 ,  4D004AC07 ,  4D004CA10 ,  4D004CA15 ,  4D004CA22 ,  4D004CA32 ,  4D004CA42 ,  4D004CB31 ,  4D004CB50 ,  4D066AA05 ,  4D066AB04 ,  4D066BB01 ,  4D066BB20 ,  4D071AA05 ,  4D071DA15 ,  4H006AA05 ,  4H006AC13 ,  4H006AC26 ,  4H006BC10 ,  4H006BD84
引用特許:
審査官引用 (3件)

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